[en]学生の就職情報2010 閉じる
商社(専門商社(医療・医薬品)) / サービス(環境・リサイクル関連) / 金融(リース・レンタル)
最終更新日: 2008/10/01
(マークの説明) 正社員 理文不問
logo 株式会社シルバーとっぷ
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
エントリー エントリーする
説明会予約 説明会予約をする
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ ホームページへリンク
プロの仕事研究
お客様の想いを汲み取り、最適な商品を提供する、福祉用品営業のプロ。
営業・販売系−営業(個人・ルートセールスが中心)
営業部 福祉住宅課/主任
深山 弘次 (33歳) Hirotsugu Miyama
入社6年目 / 千葉県立大宮高校 出身

プロフィール
障害者介護施設のボランティアを行なったことをきっかけに、福祉施設に就職する。8年間勤めた後、「もっと厳しさを味わいたい」との考えから転職。あらゆる仕事を経験する。ある人との再会をきっかけに、シルバーとっぷに入社。営業に従事し、2007年には主任に昇格。現在は、プレイングマネージャーとして活躍中。

プロローグ
「自分の存在価値とは、何だろう」。深山が考えさせられたのは、高校生のときだった。それは、友人らと障害者介護のボランティアに参加したときのこと。あのときの言葉は、今でも忘れられない。それは、「不自由はないんですか?」という友人の問いに対する、障害をもつ方の返答だった。「いいえ、決して不自由ではありませんよ。元々この身体ですから。私はむしろ選ばれた存在だと思っています。皆に体の大切さを訴えられるのですから」。

それをボランティアの帰り道、友人の口から聞いた高校生の深山は、衝撃を受け、そして涙がこぼれた。「自分が生まれてきたことにも、意味はあるのだろうか」。それを見つけるため、深山は福祉施設に就職した。

しかし、そう簡単に答えがでるはずもなかった。働くうちに、自分の心と葛藤することになる。「本当にこのままでいいのか」。仕事で向き合うお年寄りの大変さや心理を、自分は分かっていないのではないか。深山は転職を決意する。「とにかく世間の厳しさを知ろう」。そこで、厳しいとされる職業に率先して就いた。体力的にも精神的にもハードな毎日。ややムリをしていたかもしれない。そんなとき、思いもよらぬ再会があった。

めぐりあわせ。忘れられない出会いは、入社5年目の春に起こった。 1
「あれ? こんなところで何をしてるんですか?」。それは福祉施設で働いていた当時、親交があったシルバーとっぷの営業だった。この出会いがきっかけで、シルバーとっぷに入社することになったのだから、めぐり合わせというものは不思議だ。

入社してからというもの、仕事は順調だった。そして、入社5年目の春――。

深山にとって、忘れられない出来事がある。それは、半身麻痺のおばあさんとの出会い。一本の依頼電話があり、後輩3人と福祉用品を届けにいった先での出来事だった。

出迎えてくれたのは、明るい娘さん。部屋の奥に進むと、おばあさんがたたずんでいた。なんとも寂しそうな表情がえらく気になった。娘さんと後輩は福祉用品の契約に夢中で、おばあさんの暗い表情には気付いていない。「どうされたんですか?」。深山は声をかけた。するとおばあさんは、悲しそうな表情のまま口を開いた。「こんなはずじゃなかったんです…」。

「福祉用品に頼り、娘にも頼りっぱなし。自分は迷惑な存在だから、いなくなったほうがいい」。そうおばあさんは続けた。「そんなことはないです! 誰だって生きる意味はあるんです」。そう言うと深山は、ある出会いについて語り始めた。

自分の存在価値を分からせてくれた、女性との出会い。 2
2007年12月、出会いは、一本の電話がきっかけだった。車椅子メーカーからの電話だったのだが、新商品のSuaiという車椅子を欲しがっている方がいるとのこと。深山は急いで、連絡をとった。

「さっき手術を終えて、足を失ったんです」と女性の声が聞こえた。交通事故にあって以来、ずっといい車椅子を探していたとのこと。しかし、なかなか乗りたいと思えるデザインのものがなく、やっとSuaiを見つけたのだという。

「Suai? どんな商品だっただろう」。受話器を置き、カタログのページをめくった。確かに今までにないデザイン。足をおくステップ台に、花柄があしらわれたオシャレな車椅子だった。しかし見た瞬間、彼女に提供するには問題があることも分かった。

車椅子は本来、足をおくステップの部分で、前後のバランスをとっている。その足がないということは、車椅子のデザインを大きく変更しなければならない。それは、彼女が気に入っていたSuai本来の形をくずしてしまいかねなかった。だが彼女は、Suaiに乗れることを楽しみにしている。とても、納品できないとは言えない。「全力を尽くします」。言ってはみたものの、本当にできるか不安だった。

ベストを尽くすことが、自分にできる最大のこと。 3
とにかく、車椅子メーカーの営業と深山は、お客様宅を訪問することにした。「ベストを尽くす」。その想いだけだった。

さっそく打合せが始まる。話は自然と彼女の生い立ち話になった。彼女は、元バスガイドだった。長身で、すらりとしたきれいな方。「自分の身体の中で、1番足が好きだった」と話す彼女の言葉が、胸に刺さった。「絶対彼女が喜ぶ車椅子を提供しよう」。深山は誓った。と同時に、ふと脳裏にある想いがよみがえる。

自分の存在価値は、何だろう――。

高校のときに抱いた疑問だった。当時の問いに、やっと答えられる気がした。「自分の存在価値は、福祉用品を必要とする方々に、ぴったりの福祉用品を提供することではないか」。

深山は奮起した。福祉用品とは、その方の補助的なアイテムでしかないと深山は考えている。進化はしているものの、個人個人の体にぴったりフィットすることはあまりない。機能性、デザイン性、両方を損なうことなく、お客様の要望どおりの商品を届ける。これこそ自分にできることだと思った。

いよいよ納品の日。彼女に車椅子が届けられた。そこには、彼女が望んだデザインをそのままに、彼女仕様のほぼフルオーダーの車椅子があった。

プロとは、すべてに目をくばるもの。 4
「彼女はとても嬉しそうでした。何より、その車椅子を手に入れたことで、これからの人生を楽しもうとしてくれているのが嬉しかったんです」。深山はおばあさんに、バスガイドだった彼女とのエピソードを話し終えた。

「おばあちゃん、まだまだ出来ることはあるじゃないですか!今まで頑張って動いてくれた足に感謝して、今麻痺している足も必ず動くようになると信じましょう。そのために私は、福祉用品を届けにきたんですよ」。おばあさんは、黙ってうなずいてくれた。

商品を届けた帰り道、後輩たちには、「深山さん、おばあちゃん泣いてましたけど、何があったんですか」と問われた。「プロは、すべてに目をくばらなきゃな」。深山は言った。

福祉用品を提供する以上、私たちは最善を尽くさなければならない。福祉用品のユーザーとそのご家族が100%満足してもらえるような配慮が必要だ。それは、商品を提供するだけで満たされるものではない。配送をしているときに汚れを見つけたら、率先して片づける。お客様が元気がなさそうであれば声をかける。お客様のご自宅に入ったら、全体を見て、最善を尽くさなければいけない。熱く語った後、我に返り、深山は照れくさそうに笑った。

エピローグ
その後、深山は、半身麻痺のおばあさんに再び会うことになった。「おばあちゃん、お久しぶりです」。挨拶をしながら部屋に入ると、いきなり深山を拝むおばあさん。聞くと、ほとんど感覚は戻らないだろうと医師に言われていた足に、わずかながら感覚が戻ったのだという。

「諦めなくてよかった。深山さんのおかげだよ」というおばあさん。「お母さん、もう深山さんの話しか聞かないなんて言うんですよ」という娘さんの言葉に、深山はそこまで信頼を得られていたことに喜んだ。

「これからも、もっと多くの人を感動させたい。そして一流の営業として、福祉用品を提供していく」。深山はこれからもたくさんの人と出会える、この営業を続ける。
「今後は深山さんから買うわ、と言われたときは営業冥利に尽きる」と深山。信頼を深めるため、電話でのフォローも重視している。

〜仕事で活かした学生時代の経験〜
高校生のとき、重度障害者施設に何度かボランティアにいった。はじめは興味本位で始めたボランティア。しかし、そのときの経験が、自分の存在価値を考えるいい機会となった。今、仕事と真剣に向き合えているのは、学生時代の経験をきっかけに、自分の存在意義に気付けたからこそ。信念が生まれ、仕事の原動力となっている。
「プロの仕事研究」を読んだら、[en]学生の就職情報からエントリー・説明会予約を行おう!
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ ホームページへリンク
エントリー エントリーする
説明会予約 説明会予約をする
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
株式会社シルバーとっぷ


この企業を志望している人は、こんな企業にもエントリーしています。
 
【理系】 1位薬糧開発株式会社 
2位株式会社UCOM 
3位味の素株式会社 
4位株式会社技術情報協会 
5位スターツグループ 
【文系】 1位株式会社ビー・エム・エル 
2位楽天株式会社 
3位A&Gグループ 
4位安達総合企画株式会社(安達学園グループ) 
5位薬糧開発株式会社 
ページ上部へ
エン・ジャパン株式会社 [en]は第三者の立場で正直かつ詳細な求人情報の作成を心掛けています
当サイトの新卒採用情報は[en]学生の就職情報のスタッフが企業に直接取材を行った上で作成しています。 新卒採用企業が自ら情報を作成すると、自社の良い点のみに偏りがちです。 当サイトのスタンスは、手間暇をかけて、学生の皆さんの立場に立った正直かつ詳細な情報を提供していくことです。 今後さらに情報の信頼性を高めるためにも、掲載内容と事実に相違があった場合は [en]学生の就職情報 編集部 までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。
[en]学生の就職情報 編集部
エン・ジャパン株式会社 Copyright (c) 2009 en-japan inc. All Rights Reserved. 閉じる