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「善循環システムの恒久的実践」が、私たちを成長させている。
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理念を追求することで、5年で自社ビルを建設するまでに会社を成長させた小笠原社長。
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株式会社アイデン企画
代表取締役社長
小笠原 英一
(43歳)
Hidekazu Ogasawara
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建築技術者を夢見て高校の建築学科に進学。卒業後、某建築会社にて施工管理、設計、営業に10年間携わる。しかし、経験を積む中で「お客様に感動を与えるような住まいを造りたい」という想いを抱き、転職。その後は建替専門会社にてトップの成績を収める営業として活躍する。お客様の紹介やリピートが増える中、「感動を与える仕事がしたい」という想いはますます強くなり、ついに独立を決意。1996年の創業、2001年の会社設立を経て、現在に至る。
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「善循環システムの恒久的実践」という理念を掲げ、「正義・誠実・前向き」な姿勢で仕事に取り組む株式会社アイデン企画。「理念共感型経営」 「理念実践型経営」であるが故に、同社は成長を続けているという。代表取締役社長の小笠原氏に、理念について熱い想いを聞いてみた。
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「善いこと」を提供し「善いこと」を返していただく循環を途切れることなく繰り返す。
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まずは、アイデン企画の成長の秘訣とも言える理念について教えてください。
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「善循環システムの恒久的実践」が、私たちアイデン企画の企業理念。読んで字のごとく「善いこと」を循環させ、それを恒久的に続けるということです。「善いこと」とは、例えば仕事をいただけた際にお客様にとって最大限のメリットを提供すること。スピード・品質・気持ちよさ・提案力・価格…一言で「メリット」といっても様々ですが、つまりはお客様に「アイデンに頼んでよかった」という気持ちを持っていただく、ということです。そうすれば他のお客様を紹介していただけたり、リピートで新しい仕事をいただけるという「善いこと」が返ってきます。つまり、「善いこと」を提供して「善いこと」を返していただく循環を途切れることなく繰り返すことで、その循環に関わる全ての人が成長し、幸せになれるのです。
この理念は、当社の営業手法と密接にリンクしています。紹介やリピートをいただけない場合は、「善循環システムの恒久的実践」を体現できていないということ。また、『アイデンネット』(※同社が発行しているコミュニティ誌。誌面を通じ、顧客や協力会社、スタッフ、スタッフの家族や友人などのネットワークが形成されている。そのネットワークで社会貢献活動を行って誌上で報告したり、頑張っている人を応援・サポートしたりと、地域貢献の一環にもなっている)でも同様です。読者からのハガキが来ない場合は、感動という「善いこと」を提供できていないということです。こうした考えを持って事業を行っているからこそ、アイデン企画は紹介・リピート案件だけで現在の収益を実現しているのです。
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簡単に言えば、お客様に最高のサービスを提供する意識が必要だということですか?
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いえ、お客様だけが全てではありません。例えば現在当社では、私の上司だった方の息子さんが働いています。元上司はかつて同じ会社で共に仕事をした方ですから、私の性格や仕事に対する姿勢はご存知です。その会社で私がいい加減な仕事をしていたなら、息子さんの入社はなかったでしょう。やるべきことをしていたから、生まれた縁なのだと思います。そして私は、その上司に仕事を教えていただいた恩をお返しするためにも、息子さんに対して多くのことを教えていかなければなりません。これもまた、「善循環システムの恒久的実践」だと言えます。
また、このような考え方は職人さんや協力会社さんに対しても同様です。当社には、20年来のお付き合いをさせていただいている協力会社さんや職人さんがいます。現在お付き合いしている経営者さんや職人さんは、多くが2代目・3代目の方。その方々の親御さんたちに、私はたくさんのことを教わりました。そこで与えてもらった「善いこと」を循環させるために、2代目・3代目の経営者さんや職人さんたちにも色々お教えしなければなりません。そしてそれを実践した結果が、またアイデン企画に返ってきています。関わる全ての人に「善いこと」を提供し続けた結果、私たちは現在の姿に成長したのです。
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会社を設立する前から「善循環システムの恒久的実践」をしていた。
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そもそも、小笠原社長が「善循環」という考えに至ったのは何故ですか?
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高校卒業後、私は建設会社で施工管理、設計、営業の仕事をすることになったのですが、時々「会社全体で一人のお客様に誠意を持った対応をしている」と感じられないことがありました。「とにかく仕事をもらうことができれば良い」という考えで、組織が動いていた気がするのです。「お客様はたくさんいる。一度仕事をもらった後は、もう頻繁に連絡を取る必要はない」と言われたこともありました。しかし、私には納得できなかった。収入面では決して悪い条件ではありませんでしたが、仕事への姿勢に対する違和感から退職を決意したのです。
もちろん、当時も個人的にはお客様を大切にしていましたよ。収入が良かったのは、営業成績が良かったから。そして、高い営業成績を残せた理由は、お客様から紹介やリピートをいただくことが多かったからです。今振り返って考えてみれば、当時から「善循環システムの恒久的実践」をしていたと言えるでしょう。もちろんこの時は個人的な信念に過ぎなかったわけですが、こうした経験が現在の理念を生み出したと言えますね。
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私たちは理念共感型経営・理念実践型経営の会社です。
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「善循環システム」が会社の理念にまでなったのは、何かきっかけがあったのですか?
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最初の会社を退職した後、建替専門会社での勤務を経てアイデン企画を設立することになりました。両方の会社共にお客様をきちんと引き継いで退職しましたから、会社を設立しても仕事のつてが一切ないという状況でしたね。そんな時、「小笠原君だったら助けてあげるわ」と言ってくれる職人さんがたくさんいたのです。ここでもまた、誠実に仕事に挑み「善いこと」を提供し続けてきた姿勢が私を助けてくれました。ある職人さんは「小笠原君に任せれば、間違いないよ」と周囲に話してくださり、そこから紹介で仕事が入りました。そしてまた、紹介・リピートをいただけるようになっていったのです。
このような背景があるため、アイデン企画は「善循環システム」の理念を非常に大切にしています。新卒採用時の面接でも、「私たちは理念共感型経営・理念実践型経営の会社です」と言い続けています。労働の対価としての給料だけを追求するのではなく、周囲のあらゆる人に感動を提供し、お互いに成長していく。その上で企業経営が成り立っているということを、何となくでも理解できる人に入社してほしい。「善循環システムの恒久的実践」の理念に共感できないと、当社で活躍することは難しいかもしれません。
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地域の方々のためにも、利益を上げていかなければならない。
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今後、アイデン企画はどのような事業展開をしていく予定ですか?
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2006年10月、建築施工に特化したグループ会社「夢・クリエイト(株)」を設立しました。今後はこの会社に建築部門を任せ、アイデン企画のスタッフは「ライフシーンプロデューサー」としての職務を更に追求していきます。お客様にとっての「感動のプレゼンター」であるために、専門的な工程を専門家に任せ、その分お客様へのサービスを向上させていくということです。また、職人さんたちが気持ちよく作業できるよう、お客様との橋渡しも行います。職人さんたちが気持ちよく働けないのであれば、最高の住居は建てられないのですから。
他にもたくさんの計画があります。2007年10月には、ロハス的要素を取り入れた自由な発想の空間ショールームを開設しました。また、分譲事業では現在30の区画を動かしていますが、今後は町内会ができるくらいの規模のクレアール分譲地(※自社ブランド名)を手がけていきたいと考えています。他にも設計を専門としたグループ会社の設立を2008年の秋に、そして私たちの夢であるアイデンパークの建設と、夢や想いを実現するために様々な取り組みを計画しています。
数字面では15億円の売上目標を立てました。そして、その利益の1%を地域に還元していくつもりです。具体的には環境を改善する団体や病気の人を支援する団体、植樹や清掃をするボランティア団体などへの寄付ですね。また、フリーマーケットや餅つき大会など、地域のイベントを開催するために使っていただくのもいいと思います。いずれにせよ、「地域の方々に助けていただいたからこそ今のアイデン企画がある」と考え、お返ししていきたいと思います。そして、還元するものを大きくするためにも、私たちは感動利益、つまり存在価値を上げていかなければなりません。
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「正義」 「誠実」 「前向き」な人が善循環的な自己実現をする場、アイデンパーク。
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では、更に先の目標を教えてください。
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現在私たちは、建築だけにとらわれず「皆の夢を実現できる会社」への成長を目指しています。その想いの実践として、地域イベントへの参加、文化教室・廃材市・フリーマーケットの企画運営なども行っています。そして、その先にあるのが「アイデンパークを造る」という夢。アイデンパークとは、地域の人々が集まってコミュニケーションをとったり、くつろげたりする空間のことです。「正義」 「誠実」 「前向き」な人が、善循環的な自己実現をする場ですね。アイデン企画の想いに共感していただける方たちが、例えば自分の得意分野について講演活動を行ったり、フリーマーケットを開催したりすることで、「善循環」を続けていくのです。
アイデンパークには、私利私欲で参加していただくことはできません。あくまで「善いこと」を他の方々に提供することで、地域の発展に繋げなければならないからです。事業主は、アイデン企画ではなく地域の方々。それだけに、アイデン企画も収益を上げることは考えていません。このような考えのもと、私たちは存在価値を高めていくことを目指しています。
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