情報・通信(ソフトウェア開発) / 情報・通信(ソフトプロダクト開発(パッケージ商品)) / サービス(専門コンサルティング(情報通信系))
最終更新日: 2007/12/25
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シェアードシステム株式会社
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新たなマーケット開拓の鍵は、“クリエイター”であり続けること。
「社員と円滑にコミュニケーションが取れるように、社長室のドアは常に開いています。何でも気軽に尋ねてください」。
シェアードシステム株式会社
代表取締役社長
山本 直樹
(55歳)
Naoki Yamamoto
1953年生まれ。外資系の企業に就職し、情報システム部門に配属されてはじめてコンピュータに触れ、プログラミングに夢中になる。世の中にパソコンが普及しはじめる頃、「コンピュータに関する仕事を一生やり続けたい」と決意。30歳の時に「技術者として蓄積した技術や知識を試したい」とシェアードシステムを設立。現在は社長として経営に注力しているが、「できることならもっと現場に出たい」と生涯、技術者でいたいと願う。趣味は、ゴルフとフライフィッシング。休日はIT業界から抜け出て、自然に親しむことでリフレッシュしている。
大手メーカーとの直接取引によるシステムの受託開発を基盤に、自社製品開発の分野においても目覚しい成長を遂げているシェアードシステム。「新卒には次を託したい」と語る山本社長に、「“クリエイター”であり続ける」ことの大切さを伺った。
“信頼”によって成熟を迎えた物流・流通系の受託開発。
御社は物流・流通系の受託開発に特化していると伺いました。
もともと物流・流通に特化しようと思っていたわけではなく、あくまで結果としてそうなったと私は認識しています。私たちはシステムの受託開発を主に行なっており、同業他社はたくさんいます。他社と同じことをしているだけでは、抜きん出ることはできません。他社と差別化を図るためには、とにかく何か特徴を出していかないといけないという思いが根底にあったのです。そこで、設立当初から案件の多かった物流・流通系のシステム開発に注力するようになりました。過去に蓄積されたノウハウを活かして次の案件につなげる。クライアントとしても、新しいシステムを導入する度にイチから説明するよりも、自社のことをよく知っているシステム会社の方がやりやすいでしょう。中でも、大手企業と取引できているのは “信頼”を何よりも重視している私たちの姿勢が評価されているからだと考えています。私たちは、“モノ”を売る以上に“ヒト”に信頼を頂いています。信頼関係を壊してしまえば、二度と取引はなくなってしまうでしょう。過去に多くの案件があった時期に、ある企業の担当者が1、2人になってしまったことがあったのです。充分な体制が整っていない状態で無理に引き受け、求められる成果を上げられずに信頼関係をなくすよりもましと、一度案件を断ったこともありました。その後、きちんと体制が整った時に再度チャレンジし、その企業とは現在も取引を続けています。クライアントとの“信頼”を重視して案件を受けてきた結果、大手企業とも取引できていると考えています。ただ、受託開発もある程度成熟期に入っており、ノウハウがあると口を開けて待っているだけでは難しいと考えています。
自社製品開発により、仕事を“創る”側に。
では、現在行なわれている試みは何かありますか。
自社製品の開発に注力しています。受託開発では依頼された仕事を受けるというスタイルですが、これからは自社製品を作り、「この製品を使ってこういうことができます」とこちらから提案することで、新たなマーケットを開拓したいと考えています。現在の主力製品は「HaiSurf」というハンディターミナル用の運用パッケージです。これは、物流・流通業界で倉庫管理に使用するハンディターミナルの運用システムで、主にシステムの開発者向けに作られたものです。もともとハンディターミナルには本体にソフトが組み込まれていて、それぞれを別個で管理していました。そうなると、新機種のリリースに合わせて新たに作り直したり、壊れた時には現場に行って直したりと運用に多くの時間と手間がかかっていました。「HaiSurf」があれば、サーバ側にプログラムを入れることによって、新機種が追加されても自動的に更新することができ、修正も管理画面側から行なえます。また、どのメーカーのハードウェアにも対応でき、一括で管理できる点が高い評価を受けています。最近では何億円規模の倉庫管理パッケージプロジェクトにも取り入れられました。
この「HaiSurf」は、私たちが実際にハンディターミナルの開発を行なう上で、「一台一台に合わせてシステムを作るよりも、汎用的に利用できるシステムの方が作り手側にもクライアント側にもメリットがある」という意見から開発、製品化へといたったのです。自社製品を作る上で、現場の声は欠かせないものだと考えています。
“クリエイター”であり続けることによって、道が拓ける。
今後は、自社製品開発にシフトしていくということでしょうか。
現在、受託開発と自社製品開発が占める割合は8対2です。これを5年後には、5対5くらいの割合にシフトさせていきたいと考えています。ただ、受託開発がなくなるということはありません。システム開発の現場は、まさにクライアントの生の声を聞くことができる宝の山です。受託開発の現場で、クライアントの課題を拾い上げ、それを解決するためにはどんな製品を作るべきかを考える。クライアントのニーズに合わせた受託開発というスタイルだからこそ、エンドユーザーの細かい要望までカバーできる製品を作ることができるのです。そのためには、ただ現場をこなすだけではなく、常に現場のニーズからどんな製品が求められているかを考える思考力が必要です。私たちは、開発者であると同時に常に新たなマーケットを求める開拓者でなければならないのです。
私は創業時から、「技術者は“クリエイター”である」と考えていました。何もないところから、自分で考えて新たなものを作り出す。世間に対して、ITという技術を駆使して提案できる“クリエイター”の集団でありたい。設立以来、この考えがブレないようにと自社製品の開発はずっと行なってきました。受託開発に比べて収益面では大きくありませんでしたが、「継続は力なり」というように最近では自社製品でも実績を上げられる体制が整ってきました。“クリエイター”であり続けること。これは、現在でも変わらない当社の方針です。
現場でのインプットが、“クリエイター”を成長させる。
では、新卒にも“クリエイター”であることを期待されているのでしょうか。
そうですね。現段階で当社は受託開発を中心に力をつけ、自社製品という次のステップへ動き出しているところです。新卒入社の人たちには、ぜひ当社の中核を担う人材へと成長してほしい。技術的なスキルや専門知識は関係ないのです。思考力と発想力があれば、優れたエンジニアになれるでしょう。今の私には、地に足の着いたアイデアしか思い浮かびません。若い人たちには突飛とも思えるくらいの新しいアイデアを出してほしいですね。当社では思考力や発想力を伸ばすための機会を多く設けています。開発現場もその一つ。当社では新人でも早い段階から現場を経験させ、どんどん仕事を任せます。新人のうちから上流工程に携われるということは、大きな力となるでしょう。
また、新人を取引先である大手企業の会議にも積極的に出席させます。そこでは、社内の会議とは違い、様々な意見や考え方が飛び交います。狭い視野だけではなく、多角的な視点を持つことができる。このように様々なインプットの場を与えることで、思考力や発想力を高めていくきっかけを作っています。開発現場でのインプットを活かして新しい製品を生み出す。そんな人材に次の世代を託したいと考えています。
ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
現在、就職を考えている学生には興味を持った仕事に就いてほしいと考えています。私自身、仕事を「つまらない」とか「嫌だ」と考えたことがあまりないのです。今でも、仕事は楽しくて仕方ない。興味もない会社に入って愚痴を言う人を見かけますが、そういう人はもったいないと感じます。やはり、仕事を好きにならなければ飛躍的な成長は望めないでしょう。仕事上の創意工夫も、好きだからこそ考えられるもの。働いてみないとわからない点もありますが、少しでも興味を抱いている業界や職種があればまずは選考を受けてみるということを勧めます。それが当社であれば大歓迎ですね。
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シェアードシステム株式会社
【理系】
1位
/
日本事務器株式会社
2位
/
太平電業株式会社
3位
/
ダイワボウ情報システム株式会社
4位
/
株式会社サンドラッグ
5位
/
シャープ株式会社
【文系】
1位
/
大河通商株式会社
2位
/
株式会社コスメディア
3位
/
株式会社ケー・ティー・システム
4位
/
千代田電資株式会社
5位
/
株式会社エム・ワン
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