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進化していく宮脇鋼管に、ワクワクしています。
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「ハイ、よろこんで!」と言える仕事を、私と一緒にしましょう。
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宮脇鋼管株式会社
代表取締役社長
宮脇 健
(42歳)
Ken Miyawaki
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大阪府出身。父は宮脇鋼管の創業社長・宮脇敬治氏。幼少時代は、父の仕事や宮脇鋼管については全く興味がなかった。だが、大学時代に経験した旅行会社のアルバイト経験から、経営に興味を抱く。就職活動時、父の薦めもあり同社に入社することを決意。入社後は、工場での生産管理から営業まで、すべての職種を経験した。2002年に代表取締役専務に就任。本格的に経営に携わるようになり、職場環境の改善などに取り組む。2006年、代表取締役社長に就任。二代目社長として、父・敬治氏が構築してきた宮脇鋼管をしっかりと受け継ぐ。
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日本で初めて、「鋼管のアウトレット事業」を開始した宮脇鋼管。そんな同社は、創業社長から息子である宮脇健氏へと世代交代し、さらに進化を遂げている。創業社長が構築した基盤をもとに、次々と誕生するビジネスモデル、ビジョン。その真相に迫った。
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前社長が構築してくれた方針のレールを、私の手で伸ばす。
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前社長から会社を受け継ぐことに、プレッシャーはありませんでしたか?
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プレッシャーは、全くありませんでした。2002年に代表取締役専務に就任した頃から、前社長が定めた経営方針に沿った具体案を構築し、実行していくという役割を担っていました。そのため、気楽というと語弊があるかもしれませんが、良い形で社長のポジションをバトンタッチできたと思っています。
そもそも、当社が誕生するきっかけとなったのは、父がスクラップ商社で見かけた、一見きれいに見える鋼管の束を見つけたことでした。「どうしてきれいな鋼管をスクラップにする必要があるのか?」とスクラップ商社に問うと、少しのキズでも製品として納品できないとのこと。たとえきれいであったとしてもスクラップになってしまえば、莫大な費用をかけていったん溶かし、別の鉄鋼製品を作るしかない。さらに、その過程で二酸化炭素やダイオキシンが発生するため、地球環境に悪影響を与えることになるのです。そこで父は、鋼管メーカーから発生したスクラップになる鋼管を全て引き受け、溶かすことなく製品化するビジネスモデルを考えたのです。そして、日本初の「鋼管のアウトレット事業」が誕生するとともに、「活かしきる」という経営理念にも繋がりました。その精神が、今の宮脇鋼管をつくり上げています。
ただ、前社長が引いたレールの上を歩いているだけでは、宮脇鋼管は成長していきません。そこで、私が考えたのは、「若く、活気のある会社」 「高品質を生み出す最高の職場環境づくり」 「新しいビジネスモデル“鋼管の受託加工サービス事業”」 「本当の顧客づくり」です。前社長が構築してくれた方針のレールを、私の手で伸ばしていくこと。それが、私の役目だと考えています。
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社長が考えていらっしゃる新しい会社の方針について、詳しく教えていただけますか?
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まずは、「若く、活気のある会社」。社員は、宮脇鋼管の原動力そのもの。社員たちが育っていくことで、宮脇鋼管も成長していくと考えています。この考えから、1993年から新卒採用を行っています。新卒社員が入社することで、先輩社員たちが刺激を受ける。さらに、仕事を教えていくことで業務の改善も進む。この好循環によって、若さと活気に溢れた会社が出来上がっていくのです。また、当社には「ハイ、よろこんで!」という合言葉があります。この言葉には、「プラス思考で、ほほ笑みを絶やさず、信頼関係を築く」という想いが込められています。「ハイ、よろこんで!」はお客様だけに限らず、社員同士でも使っています。これは、上記で2点目に挙げた「高品質を生み出す最高の職場環境づくり」にも繋がってくるんですね。気持ちよく仕事に取り組むことが出来るため、高品質を生み出すことが可能となる。会社説明会の際に、社内を覗いていただければ、当社の活気を肌で感じていただけると思いますよ。
次に、「新しいビジネスモデル“鋼管の受託加工サービス事業”」。この事業は、鋼管をお客様がすぐに使える形にまで加工してお届けするというもの。最終的にどんな用途で使用されるのかをヒアリングし、それに合った加工を行います。鋼管をそのまま販売することでも商売は成り立ちますが、お客様との関係は発展しません。そこで誕生したのがこの事業。お客様との繋がりを太くしていくことで、事業の可能性も拡大していくと信じています。
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お客様と宮脇鋼管、お互いにメリットのある商売をしなければならない。
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なるほど。業界でしっかりとした実績を積む御社ですが、その強みは何でしょうか。
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最後に挙げた「本当の顧客づくり」の姿勢が、当社の強みになるのではないでしょうか。本来、お客様と私たちは対等であり、お互いにメリットのある商売をしなければならないと、私は考えています。具体的には、販売するよりも前にお客様に当社の経営方針や他社との差別化戦略、鋼管加工の技術力など、当社のすべてをしっかりと認知してもらいます。その上で、納得してくれたお客様のみに、販売するのです。また、よりよい製品を提供するために、お客様のモノづくりの現場を見せていただき、製品化の参考にする。そうすることで、お互いに信頼関係を持った本当の顧客づくりが出来るのではないかと考えています。
そして、信頼関係を構築し、取引いただいているお客様の声から、改善や最新設備の投資を行い、宮脇鋼管は進化していくのです。これにより、鋼管の切断から開先、ねじ切り、穴あけ、けがき、曲げ、溶接、塗装、メッキ、納品までの全工程を行うことが可能とするビジネスモデルが誕生したのです。さらには、常時1万トンもの在庫を確保し、24時間体制で加工、翌日配達するサービスを実現したのです。
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社員の幸せのため、社会貢献のため、私は社長になった。
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独自の制度を取り入れ、社員教育に注力しているとおうかがいしましたが…。
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その通りです。というのも、会社で過ごす時間は長いですよね。だから、息抜きとしての楽しさとは別に、人生において充実した気持ちで仕事に取り組んでほしいと思っているんです。業務的に仕事に取り組んでも、面白いわけがないですし、疲れるだけ。では、どうすればいいか? それは、「自分が世の中の役に立っていると実感できる気持ちを持つこと」ではないか、ということに気がついたのです。
この背景から誕生した制度は多々あるのですが、一部を紹介したいと思います。それは、社内独立採算制度。工場を6つに分けているのですが、それぞれに責任者を置き、経営する意識を持ってもらっています。収益を出すためにはどうすればいいのかを考えながら、経費や人件費なども責任者が計算、設定。どの工場が一番収益性がいいかなどを報告し合う。その中でなぜ良かったのか、なぜ悪かったのかを分析して、全員で汎用化。そうすれば、組織が活性化されるとともに、進化していくのです。
あと一つ、ご紹介しましょう。社員たちの向上心を具現化する、チャレンジ目標制度。売上などの目標を数値化するのとは別に、チャレンジングな目標を設定するのです。この目標に関しては、日常の業務にプラスαで行うもの。たとえば、販売システムを開発する、全社員で使用できる営業ツールを作成するなど…。これによって、業務効率化が図られ、少しでも早く家に帰ることができる。これも「ハイ、よろこんで!」の精神。人のために、社員同士がしっかりと仕事をしようと思える。今、取り組んでいる仕事によって、誰がよろこんでくれているのかを理解することが大切だと感じています。
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ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
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就職活動は、人生を左右してしまうかもしれない重要なもの。そのため、自分自身の志望をなかなか定められず、不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、心配することはありません。私もそうでしたから。まず、自分が思っていることをできるだけ具体化し、それに関するアンテナを張ることが大切だと思います。そうすれば、今まで見過ごしてきたことにも反応できます。つまり、新しい視点で情報を掴むことができるのです。そして、その情報をもとに、勇気を持って行動すれば、次なる展望が開けてくるはずですよ。
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