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サービス(環境・リサイクル関連) / サービス(専門コンサルティング(その他))
最終更新日: 2007/10/01
(マークの説明) 正社員 理文不問
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同じ志を持った、あなたを探しています。
「分析は、生き物を扱っているのと同じ。ラボ(研究所)に長期保管すれば、結果も変わります。素早い行動が重要です」。
株式会社ユーベック
代表取締役
飯塚 嘉久   (51歳)
Yoshihisa Iizuka
【プロフィール】
学生時代はバスケ・バレーボール・サッカーなどの、スポーツに明け暮れる毎日を過ごす。▼卒業後、製缶業を営む会社に就職。10年間にわたり、飲料水・食料品の缶詰容器に使用するラベル印刷を製造していた。その後、環境証明事業に取り組んでいる会社へ転職。メーカーから環境系調査会社へという、まったく異なる業種へのチャレンジが始まる。▼3年間の経験を積み、独立を決意。1992年にユーベックを設立した。現在でも自ら調査・計測に関わることもある、現場主義者。たまの休みにはゴルフを楽しみ、リフレッシュしている。
INTERVIEW
水質・土壌・大気に含まれる化学物質の測定を行っているユーベック。分析した結果をふまえ、官公庁や企業へ対策を提案し、環境保全に貢献しています。今後も社会的に大きなニーズが見込まれる業界で、目指すべき企業の役割とは何か? ―――同社代表取締役 飯塚氏に話を伺いました。
Question 異業界から転職されて、わずか3年で独立された経緯を、教えていただけますか?
Answer 前職で勤めていたような環境系の業界は、まったくの未経験。メーカーからの転職でしたから、最初は夢や希望に満ちた気持ちで仕事を始めました。しかし、現場で様々な業務に携わり、より客観的かつ公正な姿勢でデータを分析し、提供したいという想いが強くなっていったんです。精密なデータを集計し、分析することができれば最善の対策を立てることが可能です。そこでなるべく早く仕事を覚え、独立しようと決意しました。

ユーベック設立にあたって意識したのは、正確な情報をしっかりとお客様に提供すること。そして社員が仕事に対して誇りを持ってくれるようなビジネスをしようということでした。私たちが取り組んでいる環境計量証明事業は、間接的ではありますが環境保全・監視のお手伝いをする仕事だと思っています。客観性の高い情報提供が、社会貢献に通じる価値だと思いますし、「会社に入ってよかったな」と思ってもらえるような働き方をすることで社員にさらなる“やりがい”を感じてもらいたかったんです。

ようやく設立から15年以上たち、少しずつ企業として形になってきていると感じています。
Question クライアントから支持されている、ユーベックの強みは何でしょうか?
Answer 現在、当社の売上の半分以上が土壌関連の分析です。業界最大手の企業とほとんど変わらない検体数を誇っていますし、一部上回っている部分もあります。ですから、土壌分析に関しては他社に引けを取らない実績と自信があります。

加えて、同じ検体試料を預かり、全国の同業他社で調査・分析をかける『クロスチェック』テストも積極的に受けています。精度管理の高さを日本分析化学会などの第3者機関に確認してもらい、評価をいただいているんです。千葉県内だけでも60〜70社ほどの同業他社がありますが、チェックを受けているのはそのうちの10社にも満たない割合です。毎回参加している会社は、さらにその半分ほどしかないかもしれませんね。全体の1割程度、といったところでしょうか。

法的に定められた項目に基づき、調査を行っているため特出した技術力があるわけではありません。それでも、調査する側として精度管理を筆頭に高い評価を得ています。その結果、土壌分析が主力として成長していったと考えています。ただ、これからは10年くらいをかけて新たな技術開発の立ち上げを目指したいと思っています。私自身も現場で調査に携わるため、技術力向上の必要性を強く感じています。業界に貢献し、さらなる発展を助長させるためにも踏み込んだ技術開発が求められています。
Question 今も現場の最前線で活躍されています。昔と比べて大きく変わった点はありますか?
Answer ずっと前からよく言われていることなんですが、私たちのような分析屋さんはいわゆる“技術屋さん”なんですよ。仕事もすべて見て覚えることが当たり前。職人の世界と相通じる部分がありますね。

しかし最近では、機械を使った機器分析が主流になりました。ほとんどの調査・分析工程は機械が自動で行います。だから、技術屋の入り込む余地がない。そのため、「一から自分でやっていこう」という意識が非常に薄くなりました。器具の洗浄も手につかないような印象があります。技術と経験でずっと分析を続けてきた先輩方をないがしろにしたり、意見を聞かない若手が増えたりしていることも関係があるのかもしれません。そこが少しずつ変わってきた点なんですが、それではいけないんですよね。

厳しく教える指導者を育てることが、会社の活性化にもつながるはずですし、すべての工程を把握したうえで新しい仕事にチャレンジした方が自分の成長にもつながります。機械を扱う場合も技術が必要ですが、その前までに行う手作業のサンプル処理も重要です。採集現場と同じ状態をキープし、素早く正確に機械へセットすることが求められます。分析業務は料理と同じ。淡々とレシピどおりにやっていても結果は出ないんです。
Question 今後の事業戦略を、教えて下さい。
Answer これからの10年で、後継者を育てる。それが、今もっとも力を入れている目標です。「会社は半永久的に続くわけではない」というのが、私の持論。企業の将来を考えた結果、人材育成に本気で取り組んでいこうと決めました。「こういう事業に挑戦したい」という熱い想いをもって、経営に取り組んでいただける人材を育てていきたいと思っています。

営業所や支店の数を増やす拡大路線を取る気は一切ありません。というのも、自分の目の届く範囲で会社経営を続けたいからです。組織規模を大きくするのではなく、当社で積んだ経験を活かした起業を実現してほしいですね。今、強く思い描いているのが、起業した会社と業務提携をし、ユーベックのサービスを全国展開すること。私たちと同じ志を持った会社を増やしていくことが、クライアントへの貢献にもつながっていくと確信しています。

クライアントの所在地は、北海道から九州までと幅広いのが特徴です。当社は千葉県にありますから、出張してサンプル採集をするとなると、交通費・宿泊費等の金額的な負担もかかってきます。もし、ユーベック傘下の会社がクライアントの近くにあればコスト削減にもつながりますし、価格も全国的に統一されていくはずです。低価格で満足度の高い調査を実施し、納得できる結果を出す。そのためには、独立志向を持った人材を育て、起業をサポートすることが一番の近道だと思っています。自分で会社を始めれば、魂のこもった経営ができるでしょうし、そう簡単にあきらめてしまうわけにもいかなくなる(笑)。資本協力は惜しみませんので、チャレンジしたい方をお待ちしています!
Question 技術開発と人材育成のほかに、取り組んでいることはありますか?
Answer もちろん、ありますよ。

一つはISO17025の取得です。ISO17025は分析所として必要な能力と適格性を認定する規格であり、運営管理に加えて試験の精度・分析技術も厳しく審査されます。分析所として、自他共に精度管理が行き届いていることを証明できる指標ですから、かなり厳しい管理体制の持続が必要です。しかしラボを持つ企業として、必ず取得します。

現状の分析技術から一歩踏み込んだ新しい技術開発、独立志向かつ後継者を目指す人材の育成、そしてISO認定を取得する。これからの10年をかけて、少しずつ形にしていこうと思っています。順調に計画が進めば、次は保養施設や社宅などの福利厚生を充実させていくつもりです。社員の働くモチベーションを向上させ、さらなる成長を続けていきたいです。
ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
自分が何をやりたいのか。将来、どうなりたいのか。会社の発展のために、どうあるべきか。こうしたビジョンをしっかり持っている方と一緒に働きたいと思っています。

ですから、自分の想いをはっきり伝えることが大切です。当社としては個人のビジョンを明確にできるよう、年に2回ほど私と社員で面談する機会を設けています。年初に自己申告した前年の反省を振り返りながら、この1年間の行動目標を決めます。「次はこういう資格を取得したい」というような、具体的なあり方を決めて、文書化するんです。半年後にもう一度面談し、目標に対する進捗状況を確認します。

ともに成長できる社内環境を整え、詳細で正確な情報をクライアントに提供していく。それが、私たちの役目なんです。
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