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商社(専門商社(アパレル・ファッション)) / 商社(専門商社(その他)) / メーカー(ファッション・アパレル・繊維)
最終更新日: 2007/10/01
(マークの説明) 正社員 理文不問 老舗
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100年の歴史は、常に新たなアイデアを生み出し、挑戦し続けてきたからこそある。
「私が現場で仕事をしていた時、それまでは高価格だった黒のスパッツやレギンスを低価格でリリースし、流行になりました」。
丹羽幸株式会社
取締役社長
小玉 元章   (44歳)
Motoaki Kodama
【プロフィール】
愛知県名古屋市に生まれる。大学時代はよく遊び、卒業後は繊維・アパレル業界一筋で仕事を続けてきた。1993年に丹羽幸に入社。第二営業本部でレディスアパレルを担当した後、総務本部財務課を経て、2003年には取締役総務本部長に就任。その後、取締役第二営業部本部長を務め、2007年に取締役社長に就任。趣味はゴルフをはじめ、テニス、スキー、マラソン、スポーツ観戦、ドライブ、料理まで、多岐にわたる。
INTERVIEW
2008年に、創業100周年を迎える丹羽幸株式会社。小玉元章取締役社長は同社に、また新たな風を吹かせようとしている。「社員のアイデアで100年やってきた」と語る小玉社長に、今後についてお聞きした。物販、アパレル業界での仕事の魅力から、海外展開の戦略まで、興味深いお話を伺うことができた。
Question まずは、御社のビジネスについてお聞かせください。
Answer 私たちが行っているのは、物販。ものをつくって売る。この当たり前の仕事が一番面白い。扱うものは、主に衣料品です。もちろん、そこには様々なサービスも伴っています。生活必需品、つまり生きていく上で必要となる身の回りのものを扱っているのです。当社も2008年には創業100周年を迎えます。決して一攫千金を得られるビジネスではありませんが、コツコツと商売を続けてきました。何か特別な資格が必要な仕事ではありません。そういった意味では、誰でもできると言っても過言ではないかもしれない。ただ、だからこそビジネスとして続けていくためには、アイデアや人間力といったものが重要であると考えています。

衣料品というのは、アイデアを反映しやすいんです。日常の生活の中で、「あ、こんなものがあったら良いな」と感じたことをそのまま商品に活かすことができる。そしてそれこそが、消費者に受け入れられるんですね。普段の生活の中で、そういった些細な気付きを多く得られると、アイデアは次々と浮かんできます。世の中の人々にとって必要なものを、時代の変化や消費者のニーズに合わせて企画・プロデュースしていく。私はとても面白い仕事だと思って、繊維・アパレル業界一筋でここまでやってきました。衣料品を扱う物販には、こういった面白さや魅力があるということが、学生の皆さんにも伝わるとうれしいですね。
Question アパレルというと、やはり華やかなイメージがあります。実際はいかがですか?
Answer そうですね。実際に私も、流行を仕掛けるということを何度も経験してきました。ファッション誌と連携しながら、「今年はこれだ!」と消費者に新たな価値を提示していく。それが受け入れられると、実際の流行となって日本中にそのスタイルが浸透していきます。そういう現象を実際に体感できるというのは、この仕事の醍醐味の1つですね。さらに今、日本のアパレル企業が考える企画に、世界からの注目が高まっています。素材からデザインまで、日本から生まれる企画が世界の主流になりつつあるんです。肌触りや着心地など、細部にまでこだわる日本のものづくりのスタンスが世界にも受け入れられてきている。今後は、世界的に流行を仕掛けていくことも、不可能ではないと考えています。

当社としては、今後はまず中国にビジネスを仕掛けていきたい。日本で企画をして、中国で生産・販売を行っていく。中国においても、日本の企画・デザインに対する関心はとても高いんです。例えば、中国ではナイトウェアを着る習慣というのはあまり一般的ではないのですが、今後ポピュラーなものにしたい。もちろん、それだけではなくあらゆるジャンルで流行を仕掛けていきたいと考えています。生活に関わる衣料品だからこそ、質の高い商品を提供できれば受け入れられやすいという強みもあります。もちろん競争は激しいでしょうが、その分だけ面白い。また、そういった意味では、語学やコミュニケーション能力も、今後さらに重要になってきますね。
Question 御社は2008年に創業100周年を迎えられるんですね。
Answer そうなんです。とはいえ、古い会社だとは思われたくありません。それは、私たちが古い方法を守り続けてきたわけではないからです。当社の100年の歴史は、新たなアイデアを生み出し、挑戦を続けてきたからこそつくり上げることができたと考えています。今でもうちの強みは、商品に対してやる気を持った社員が多いことです。これまでに様々なアイデアが生み出され、形になって世の中に出て行きました。例えば、今ではすっかり馴染みとなった浴衣の3点セット。かつて、浴衣に帯と下駄をセットにして販売するという考えは、ほとんどなかったと思います。しかしあえてチャレンジしてみたら、消費者のニーズとはマッチしていた。その後も下駄をサンダルのようなデザインの履物に変えるなどして、より馴染みやすい存在にしていきました。

こういったアイデアは、主に現場にいる社員から出てくるものなんです。当社は、そういった現場からの意見や提案を、すぐに実行させます。私たちの仕事というのは、本当に身近なところにヒントがある。普段の生活の中でふと考えたことが、ヒット商品につながったりするのです。自分自身も消費者の1人であるわけですから。そうして、あらゆる商品が少しずつ進化してきたんですね。進化というのは、デザインや素材もそうですし、価格についてもそうです。世の中の流れや雰囲気を感じて、何が求められているのかを考えて企画していく。それが面白いんです。だから、良い意味で節操がないビジネスを展開したい。柔軟性を持って、変わっていかないといけないんですね。
Question それでは、御社が求める人材について、お聞かせください。
Answer 小さなことや些細なことに、気付けるかどうかというのが本当に大切です。感じる心、気付く心、やさしい心を持っている方に来て欲しいですね。そうすれば、生まれてくるアイデアをどんどん形にしていくことができる。ビジネスとしても、前に進んでいけます。100周年という節目を迎えるにあたり、もう一度ベンチャー精神を取り戻そうという社内の勢いもあります。当社はノンポリシーをモットーにやってきましたので、「こうあるべき」という価値観に縛られることもありません。もちろん、ビジネスパーソンとしての基本的なマナーや常識は必要ですが、新たなアイデアを生み出していく上では、非常に面白い会社だと思います。

学生の皆さんも、服を買う楽しさを味わったことがあるはずだと思います。これにしようか、あれにしようかと悩んだり、買った服を着てどこへ行こうか考えたり…。どんな服でも、買う時には楽しく幸せな気持ちになりますよね。服をつくって販売するというのは、そういう楽しさや幸せをたくさんの人に届けることができるということです。1万着つくれば、1万人の人に喜んでもらえるように、仕事をしていきたい。そんなことを考えて、私も社員も仕事をしています。興味を持っていただいた方にはぜひ一度、当社にお越しいただきたいですね。
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