メーカー(インテリア・建材・住宅設備) / メーカー(機械・工作機械・ロボット) / メーカー(事務機器・文具・玩具)
最終更新日: 2007/10/01
(マークの説明)
愛知株式会社(アクソナ・アイチ)
準備シート
活動履歴
ひとつのイスのデザインに、機械・電気・環境・人間工学、全ての技術が結集。
「日本発の製品で、世界マーケットに挑戦していく私たちには、あらゆる分野の専門性が蓄積されています」。
愛知株式会社(アクソナ・アイチ)
代表取締役社長
島本 迪彦
(68歳)
Michihiko Shimamoto
▼慶應義塾大学 商学部卒。愛知(株)に入社後は、生産管理や資材課での業務担当を経て、大阪・神戸・名古屋での拠点の責任者を歴任。1974年には30代にして取締役に就任。その後、常務取締役営業本部長・副社長を経て、1984年に代表取締役社長に就任。現在に至る。
134品ものグッドデザイン賞の受賞歴、世界中の家具が集まる米国の見本市での金賞受賞など、アクソナ・アイチが誇るバリエーション豊かな製品の数々。華やかな受賞歴の背景には、60年以上にわたって蓄積してきたあらゆる分野のノウハウがある。島本社長にはそうした同社の強みの根底に流れる独自性について伺った。
『集いと学び空間』へのこだわりが現在のアクソナ・アイチを創った。
まずは、御社の強みについて教えていただけますでしょうか。
私たちが掲げている『集いと学び空間をデザインする』という考え方に基づいて、戦うべき分野を明確にして、そのフィールドにおいて徹底的に専門性を磨いてきたこと。そして、時代の変化に対して敏感に適応してきたこと。この2つが当社の強みを生み出している要因です。創業以来60年以上にわたって家具メーカーとして事業を行ってきましたが、その間、常に『集いと学び空間』で使用される椅子や机などの家具に照準を絞った製品を作ってきました。
たとえば、戦後すぐの時期には国民的な娯楽施設が急激に増加していく中で、映画館や劇場などをメインにした製品展開を行っていく。その後の高度経済成長の時期には小学校や中学校などの教育施設への展開、さらに地域の美術館や博物館への拡大、そして1990年代半ば以降の大学改革の流れの中では大学に、と常に時代の変化に対応しつつも、『集いと学び空間』というフィールドへのこだわりを持ち続けてきた結果が、現在の当社のポジションとして表われているのです。
3つの“G”の追求により、世界マーケットで勝つ。
では、「デザイン」に対するこだわりをお聞かせいただけますか?
当社には134品目のグッドデザイン賞や、2005年にシカゴで開催された世界的な家具見本市(ネオコン2005)での金賞などの受賞実績がありますが、私たちの言う「デザイン」とは、単なる一般的な“意匠”としてのデザインだけに限りません。具体的には、『3G』と言っているのですが、『Good design』 『Global design』 『Green design』という3つの側面からデザインというものを捉えています。
たとえば、『Global』という部分に関しては、世界水準のデザインを追求していくということ。従来の家具マーケットを眺めると、「高級な家具」と言えばイタリアやアメリカなど欧米のイメージがありますし、「安価な家具」であれば中国などのアジア諸国というように、どちらにしても輸入製品ばかりでした。そういった状況の中で、私たちとしては日本から世界水準の家具を発信していきたいと考えています。
さらに、『Green』というのは、当然、環境を意識した製品開発をしていくということです。世界規模で取り組むべき課題である環境問題に対してもISOの取得だけではなく、製品のデザインそのものから追求しています。ネオコン2005での金賞受賞も、そうした側面も評価されてのものです。
機械、電気、音響効果から空間デザインまで。
『集いと学び空間』に特化しているのには、どういった理由があるのでしょう?
映画館や教育施設、公共施設で使用される家具というのは、機能性や耐久性、安全性といった部分で一般商品以上の水準が求められます。かと言って単にそうした部分だけを強化すれば良いというものではなく、当然デザインやバリエーションの豊かさも重要です。つまり、私たちとしては、より高度な専門性が求められる分野だからこそ、長年にわたって磨き上げてきた技術の強みが活かせると考えています。
今回、『プロの仕事研究』に登場している荻野が開発した移動観覧席に関しても、通常の椅子としての機能に加えて、機械的な動きを実現するための設計や、安定かつ安全な可動のための電気的な技術も盛り込まれているなど、もはや電気機器とも言える程のノウハウが集約された製品です。さらに、この移動観覧席を実際のホールなどに導入する際には、音響効果や空間デザインといった専門性も求められます。そうした他社には追随できないほどの技術を追求し続けていくことが、当社の強みに繋がっていくのです。ビジネス面から見ても、こうした分野というのはある程度まとまった数量で販売する訳ですから、高い経営効率を実現できるというメリットもあります。
アクソナ・アイチだからこそ得られる技術者としての醍醐味。
そうした意味では、企画・開発段階でも多様な専門知識が必要となるということですね。
まさにその通りです。機械・設備や素材研究、電気回路設計や音響効果といった分野から、建築や人間工学、環境性能、空間デザイン、構造計算など、本当に幅広い専門知識が必要とされる製品なのです。そういう意味では、一般的にイメージされるような「家具」の分野に限らない、モノづくり全てに通じる基盤が当社にはあると断言できます。
ですから、開発に携わっている社員にとっても、「自分が最終製品のどの部分を作っているのか解らない」とか、「自分が作ったものが世の中でどのように役立っているのか解らない」というような悩みはないでしょうね。最終製品の一部を作るのではなく、完成品を作るということ。そして、それが実際に社会の役に立っているという社会貢献性を生活の中で実感することができるということ。実際に働いている技術者たちにとっても、非常に面白くやりがいのある仕事だと思いますよ。
日本発の専門メーカーとして世界トップを目指す。
最後に、御社で求める人物像についてお聞かせください。
とにかく「モノづくりが好きな人」であること。当社は今後、今まで以上に世界に向けて挑戦していきます。そこで全てのベースになるのは、やはり「モノを作ること」が好きな人でなければいけない。学生の段階では、必ずしも机や椅子などの家具が大好きでなくても良いんです。おそらく入社すれば、絶対に好きになります。実際に現在の社員も同じです。社員同士でどこかにでかけたら、皆で机や椅子をひっくり返しては「これはどこの国のメーカーだ」とか「新しい構造だ」と言っています。当社に入社すれば、誰でもそうなるんです(笑)。
それだけこだわるからこそ、業界でもトップクラスのポジションを獲得しているのです。当社は、「何でもやる会社」ではありません。あくまでも『集いと学び空間』に特化した専門メーカーとして、グローバルマーケットでのトップ企業を目指していきます。これから入社する方々には、当社のそうした部分を理解した上で入ってきていただきたいですね。若い感性で、世界に挑戦していく。そんな想いを共有できる方をお待ちしています。
準備シート
活動履歴
愛知株式会社(アクソナ・アイチ)
【理系】
1位
/
ウッドホーム株式会社
2位
/
株式会社エム・ワン
3位
/
アストラゼネカ株式会社
4位
/
広栄化学工業株式会社
5位
/
株式会社首都圏メディカルシステムズ
【文系】
1位
/
日神不動産株式会社(東証一部上場)
2位
/
ミサワホームグループ
3位
/
株式会社エム・ワン
4位
/
株式会社山元
5位
/
株式会社ベスト販売
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