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サービス(レストラン・フードビジネス) / 流通・小売(専門店(食品))
最終更新日: 2008/01/10
(マークの説明) 正社員 理文不問
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でっかい会社じゃなくていい。独特な経営術で目指すのは『社員にとって、いい会社』。
求める人物像は、『外食の世界に腰を据えて頑張っていこう』という意志のある方。長く働ける環境で、自分の価値を高めよう!
株式会社フクシマ商事
代表取締役社長
福島 良治   (62歳)
Ryoji Fukushima
【プロフィール】
▼1946年滋賀県生まれ。大阪工業大学電子工学科出身。
▼1970年大学卒業後、大手IT企業に就職。12年間、エンジニアとして活躍。
▼1985年36歳で独立。たった一人で、サンドイッチや弁当を提供する『サンドーレ』をオープン。1986年には『サーティワンアイスクリーム』にFC加盟。
▼1988年個人営業から法人組織に転換、(株)フクシマ商事を設立。業界専門誌で度々取り上げられる独特な経営術『カジュアルフードに特化した、多業種多店舗の同一エリア展開』を考案。神奈川県内の良い立地とそこに相応しい人気ブランドを探し当て、FC契約を重ねてきた。現在14業種38店舗を展開。15年連続増収を達成。
INTERVIEW
事業の規模にこだわった『BIG company』ではなく、事業の質にこだわった『GOOD company』としての存在を目指し続けるフクシマ商事の
本質に迫ります。
Question “絶対潰れない会社”の設立を目指した経緯をお教えください。
Answer 私は36歳で脱サラし、起業を決意しました。「この先の人生が見えて、面白くなくなった」というのが、その理由です。しかし、会社経営は非常にシビア。私の実感値として、10年で100社中80社が倒産し、残った20社のうち大成するのは2、3社程度ですからね。でも起業する以上、成功以外考えられませんでした。だからこそ、“絶対潰れない会社”を目指したのです。倒産のリスクを排除するために打ち立てた方針は、【1】特定の企業に頼らない。【2】技術革新の必要がない。【3】取引において未収金がない。これが私の“絶対潰れない会社”の定義。この3点を機軸に事業を考えた結果、「フードサービスしかない!」という結論に至った訳です。

【1】の実現手法として、安定した経営を維持できる『人気ブランドの多業種多店舗展開』というビジネスモデルを構築しました。1業種に依存すると、例えば狂牛病や鳥インフルエンザのような外部環境で大打撃を受けてしまいますからね。ブランドを数店舗ずつ運営するビジネスモデルならば事業内容に偏りがないので、倒産のリスクを回避できます。しかし、たった一つでもオリジナルブランドを構築しようとすれば、大変なエネルギーとコストが要ります。ゼロから立ち上げたら、自分一代だけでは成就しないかもしれません。ところが、成功を収めている外食チェーンのFCに加盟すれば、多業種多店舗展開が容易に実現できます。FCを利用できる効率と恩恵を考えれば、ロイヤリティーは決して高いものではありません。私たちはこうして各業種における人気ブランドを取り入れ、現在14業種を展開。おかげさまで、15年連続増収を続けています。
Question 【人気ブランド戦略】【多業種多店舗戦略】の他にも、独特な戦略があるそうですね。
Answer 【人気ブランド戦略】【多業種多店舗戦略】を含めた『6.5の戦略』というものがあります。一点目は【カジュアルマーケット戦略】。単価が6000円以上の店舗には手を出しません。なぜなら、不況に弱く、調理のプロも必要となってしまうからです。二点目は【1.5時間ネットワーク戦略】。どんなに良い条件でFC本部から出店を依頼されても、本社から1.5時間で行けるエリア以外には出店しません。フクシマ商事としては、東京に次いで人口が増加している神奈川県で事業を展開していくことに意味があるのです。神奈川県の人口は約900万人。そこに数千億円という十分なカジュアルマーケットがあります。全国展開を目指さなくても経営は安泰。何より無理な全国展開を目標とすると、人が道具に変わってしまいます。転勤で社員を振り回したりね……。私自身、マイホームを購入した直後に転勤を命じられたことがありました。その時感じた憤りは、今でも覚えています。自分と同じ想いを社員にはさせたくありません。社員の生活に責任を持つことは、経営者の役目ですよ。

三点目は【自分の成長=会社の成長】。これは戦略というよりも考え方。会社の成長は社員一人ひとりの成長によって支えられています。社員の成長を助長するのは、頑張りに対する正当な評価。フクシマ商事は、努力の対価として売上に応じた利益を還元しています。また、個人の成長に付随する戦略として【プロのマネジメント】があります。プロのマネージャー(店長)としての経験を積んで、名実ともにNO.1のオリジナルブランドを世の中に出していこうというものです。上記6つの戦略に加え、【深夜営業をしない】という方針。これはルールのように既に浸透しているものなので、0.5の戦略(笑)。これらを総合して、『6.5の戦略』と呼んでいます。
Question 独自性に加え、社員への想いが戦略に込められていることも御社の大きな特徴ですね。
Answer 経営者として、ずっと意識してきた考えがあります。それは、フクシマ商事を『BIG company』ではなく、『GOOD company』にすること。それは、働くすべての社員にとって“いい会社”であることです。儲けようと思えばいくらでも儲けられるんですよ。給与を低くしたり、休みを少なくしたり……。でもそれは決してやってはいけないことです。サービスを提供するのは一人ひとりの社員ですから、社員が満足してこそいいサービスが提供できるのです。

飲食業は“人産業”。『お客様の喜び』を、『自分の喜び』として捉えられれば、自然に質の高い接客ができ、さらなる向上心も生まれます。そのためにも、外食企業は3Kの職場であってはなりません。過剰な労働を課すと接客態度も悪くなりますし、ミスも増えますからね。店舗で働くすべての社員が完全週休2日制であるように、福利厚生・給与体系は充実しています。提供するサービスへの自信の裏側には、『労働と休養』の絶妙なバランスがあるのです。
Question 社員への労いを忘れずに堅実な歩みを進める御社のビジョンをお教えください!
Answer 今後も拡大志向を持つつもりはありません。例えば、売上高を100億円にしたいと思えばすぐにでもできると考えています。店舗を出店しようと思えばいつでもできるからです。FC契約に厳しい審査を課している大手外食チェーンからの出店依頼も増えています。そういう意味でも、フクシマ商事は日本でも稀な存在ですね。いくつか成功体験を積み重ねると、名誉や金銭欲に心を奪われて次から次へと拡大したくなるものですが、フクシマ商事はリスクヘッジと環境整備を常に怠らず、着実に成長していきたいと考えています。

もちろん、現状維持で良いとは思っていません。将来的には20〜30ブランドを展開していきたいと考えており、既にいくつかのFC本部と契約を交わしています。また、オリジナルブランドも企画しているところです。しかし、先急ぐ気持ちはありません。私たちが目指していくのは、あくまでも事業の質にこだわった『GOOD company』ですからね。50年後には、湘南エリアの食生活をフクシマ商事がすべてまかなっている、そういう店舗網は築いていると思います。私はその基盤づくりの最中。幹と根がしっかりしていれば、美しい花が咲きます。幹と根を育てるのは私。次世代の人たちには、じっくりと花を咲かせてもらいたいですね。

そのためにも、多業種をマルチにマネジメントしていける優秀な人材を育成していきたいと考えています。フクシマ商事が新卒のみなさんを採用する理由は、そこにあります。20代はとにかく複数業種のマネジメントを学んで頂きたいですね。どれを学んでも人気ブランドです。こんな経験を積める会社も、そうないと思いますよ。
ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
社会で求められる人材とは、「あなたは何ができますか?」という問いかけに対し、その答えを持っている人だと思います。今は自分の価値を評価される時代。マネージャーの仕事を通して自己価値を向上させ、その価値で生きていける人間となってほしいですね。会社を選択するうえで、自己価値の向上に繋がる仕事ができる会社であるかどうかは重要です。フクシマ商事は「自分の成長と共に会社も成長し、会社の成長と共に自分も成長しよう」と考える集団。そんなフクシマ商事の仕事を通じて、外食におけるプロのマネージャーを目指して頂きたいです。店長はいわば、経営者。人・店舗・利益・情報を上手にコントロールできる経営手法を学んでほしいと思います。

求める人物像は、『外食の世界に腰を据えて頑張っていこう』という意志のある方。私自身も飲食の仕事にずっと魅了され続けているので、同じ気持ちを持っている方ならば嬉しいです。フクシマ商事は、安心して長く働ける環境が整っている会社です。「将来はマイホームを購入して腰を落ち着かせたい」、という方にもピッタリだと思います。そして40代50代と年齢を重ね、現場の仕事がキツくなってもご活躍頂けるよう、飲食のノウハウを活かして新業種を考える企画の仕事も用意しています。フクシマ商事なら、独立のリスクを背負わなくてもずっと、それこそおじいちゃん・おばあちゃんになっても飲食業界で頑張れるはず。飲食の世界に腰を据えて、頑張っていきましょう!
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