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情報・通信(ソフトプロダクト開発(パッケージ商品)) / 情報・通信(ソフトウェア開発) / サービス(専門コンサルティング(情報通信系))
最終更新日: 2008/07/22
(マークの説明) 正社員 理文不問
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社員のため、家族のため、社会のため――理想とする会社をつくりました。
「次の世代のためにステージをつくっています。そういう私も、この会社で自己実現していきたい」。
株式会社ペルテ
代表取締役
石塚 安弘   (51歳)
Yasuhiro Ishizuka
【プロフィール】
日本ユニシス株式会社に約20年間在籍し、技術者として活躍。次第に中小企業を支援したいという想いが芽生え、銀行、証券、保険といった大企業相手のビジネスをメインとする日本ユニシスではそれが実現できないことから独立。1999年、4人の仲間とともに株式会社ペルテを設立。多くのお客様に喜ばれ信頼される質の高いソリューションプロバイダーになることがビジョン。保険システム「InfoOne」、保険代理店システム「Pregio」、共済組合システム「M-Aid」、収納管理システム「BILLION」など、独自のパッケージソフトを開発。近い将来の株式上場を目標にしている。
INTERVIEW
1999年、日本ユニシスから5人の技術者たちが独立し、自分たちが理想とする会社をつくりあげた――それが株式会社ペルテ。数あるIT企業の中でも、そのこだわりとポリシーは異彩を放っている。石塚社長に、同社のビジョンと戦略を伺った。
Question 御社はどのようなコンセプトのもと、設立されたのですか?
Answer 中小企業にいいソフトウェアを安く提供するということです。

私は、中小企業が活力を持たない限り、次代の日本はないと思っています。特に1999年の会社設立当時は景気が悪く、このままだと日本企業は海外の勢いのある企業に乗っ取られてしまうと危惧しました。それには大多数の中小企業が活性化することが必要です。ところが、コンピュータシステムというのは非常に高価なもの。パソコンは安くなりましたが、業務用のソフトウェアの中には何百億円もするものもあるなどべらぼうに高いのが現実です。中小企業が買えるわけがありません。そこで私たちが、いい商品を安く提供しようと。例えば10億円のシステムも、中国でつくってパッケージ化したり、ASPを使ったりすれば、10分の1や20分の1といった値段になります。中小企業がサバイバルできるような“武器”を提供することで、彼らがもう一度世界に立ち向かっていくためのバネになりたい。それが私たちの第一のコンセプトです。

そしてその先には、メイド・イン・ジャパンのソフトウェアを世界でヒットさせたいという想いがあります。今私たちが使っているソフトウェアは大半が欧米のもの。残念ながら、日本製のソフトウェアで世界でヒットしたものはありません。日本のソフトウェア業界の誇りを持って、私たちが世界で通用する商品を世に出したいのです。
Question 安くていい製品をつくるための戦略やポリシーはどのようなものですか?
Answer コストをかければ誰だっていいものはつくれます。でも、安くていいものをつくろうと思えば、知恵と技術が必要です。自分の能力を最大限発揮して商品をつくっていこう。そんな気概のある人が活躍できる会社づくりを、私たちは進めています。

まず、私たちのポリシーは製造業だということです。ソフトウェア会社の中には、私に言わせれば派遣業をしているとしか思えない企業もあります。そこではモノを製造しているのではなく、労働力を売ってその対価を受け取っているというのが実態。どこかのセンターに常駐して、定時になったら帰っていく。そういう仕事を続けていてもある程度の技術は身に付くでしょうが、本当の意味での生産者になれるかと言えば疑問です。

私たちはあくまでも“製造”をしたい。自社工場やラインをつくって、商品を企画・開発し、マーケティングをして市場で売る。社会人として訓練された一流の人間が集まって、地に足をつけて実業する。労働力に対して対価を支払うというビジネスモデルでは、製品に責任を持ちにくい。私たちのような製造業の使命は、地道に筋力を鍛えて、安くていいものを世の中に送り出すことなのです。
Question その他に御社の独自性があればお話しください。
Answer 社風の一つとして分かりやすいのは、全員が「さん」付けで呼び合っているところです。年齢や入社時期にかかわらず、すべて「さん」です。社内で役職名を付けて呼ぶことは禁止しています。その結果、誰に対しても率直に自分の意見や要望を伝えることができる、風通しのいい社風を築いています。新入社員が役員に直接意見を述べることも当たり前です。自分の視点では気づかないこと、異なった知識、経験を持つ人の意見を幅広く取り入れることで、社会人として思考に偏りのない成長を実現します。

会社の現状を知ってもらうために、毎月行われる取締役会の内容も全社員に伝えています。これにより社員は、自分の仕事が会社経営の中でどういう収益を生んだか、もしくは自分のせいでどこに損失が生じたか、などが分かります。自分の仕事の意義を知るのは、大人のビジネスパーソンになるための第一歩。自分の仕事が会社の中でどういう意味を持っているか分からない、という状況だけにはしたくありません。

新入社員向けの研修は、研修資料の作成も研修の講師も、すべて社員が分担して行っています。社外の研修機関に一任したりしていませんから、先輩社員が新人を温かく迎え育てる気持ちが伝わると、新人からも好評です。研修場所も、研修センターのような隔離された場所ではなく、社内の会議室で行いますので、先輩たちが日々仕事をしている雰囲気を感じ取れ、「これからはあそこで仕事をするのだ」と実感がわきます。

会社は社員のもの、という意味では社長も変わっていくべきだと考えます。会社というのは、子孫がDNAを継承していくことが大切。1人の人間が30年も40年もオーナーを務め続けるというのはナンセンスです。そのときのステージで、社員にとって、お客様にとって、社会にとってベストなパフォーマンスを発揮できる人が社長になるべきだと思うのです。今はたまたま私が社長をやっていますが、次のステージに行くころには新たな社長が育成されているはずです。ですから、学生の皆さんも、どういう社長のいる会社に行くかではなく、どういう文化を持った会社に行くか、そしてそこでどう自分を磨けるかという視点で会社を見てほしいですね。
Question では、そんな御社で働くことでどういうメリットを得られるでしょうか?
Answer 一流の人材に育つことができます。

まず冒頭に申し上げたように、真の意味での製造業に従事することで色々な技術を習得できます。先輩社員たちは皆、「普通じゃイヤだ」という人ばかりで、質の高い仕事でないと満足しません。ですから、新卒の皆さんには私たちが望むレベルまで成長してほしい。私たちが一から鍛えます。訓練もいっぱいされるので非常に厳しいですが、やる気のある人には面白いでしょうね。会社自体も急成長中ですので、収益を皆で分配できる機会もあります。

私は、せっかく社会人をやるのだから、一流にならなければいけないと考えています。一流のビジネスパーソンとは、どこに行っても恥ずかしくない一流の動作ができること、一流の考え方ができること、そして一流の技術を持っていること。決して楽な会社ではありませんが、何かを成し遂げようと思っている人には格好のステージを提供します。方法論も教えます。後は自分でモチベーションを上げて、自分の成長を勝ち取っていってほしいと思います。
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