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最終更新日: 2007/10/01
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株式会社ベスト販売
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私たちが売っているのは、ベスト販売という『世界観』です。
「これまで日本になかった新しい世界観を売りたい!」。そんな風に考える人には、興味を持って頂ける会社だと思います。
株式会社ベスト販売
代表取締役社長
石田 憲孝
(42歳)
Noritaka Ishida
高校卒業後、大手ファーストフードチェーンへ就職。そこで、オペレーションマニュアル・人材育成方法などを徹底的に習得。1992年、父親が社長を務めるベスト販売に入社。翌年、第二事業部長に就任。現在のベスト販売のメイン事業である、正規販売代理店部署を発足させた。1995年、スイス製高級時計『ブライトリング』の専門フロアを設置したり、初の自社ブランドである『GSX』を立ち上げ、翌年からは『GSX WATCH JAPAN』のクリエイティブディレクターも兼任するなど、時計の取扱い幅を広げていった。1999年、専務取締役に就任。現在では、世界の著名人、時計愛好家が好んで訪れる時計店にまで成長させている。
“時計”を通じて、お客様に継続的な満足を提供する。そのために新しい世界観を作ることができる店舗を展開するベスト販売。その強みやスタンス、そして発展の方向性について、時計業界をリードする存在として一目置かれる、石田社長に話を伺った。
お客様が訪れる楽しさを感じられる世界観
競合店が建ち並ぶ新宿で、格安店でなくベスト販売が選ばれる理由とはなんでしょうか?
当社がお客様に提供しているのは、時計そのものだけではなく、ベスト販売が作り出す世界観。そう言うと少し難しく感じるかもしれませんが(笑)、簡単なことです。一言で言えば、お店に来たお客様が「見るもの、聞くもの、感じるもの全てを楽しめるサービス」を提供するということです。
私は常々お店を“ステージ”、働くスタッフを“キャスト”だと考えています。例えば、テーマパークを思い浮かべれば分かりやすいでしょう。遊園地は、そこに行くだけで楽しい夢の世界を味わうことができます。それは園内に徹底した世界観を構築しているから。建物は、お客様が目にする細部にまでこだわって作り上げられ、イベントが楽しい気分を更に盛り上げます。迎えるキャストも、使う言葉やしぐさ一つひとつまで細かく考えて演出しています。だから、テーマパークは行くだけでウキウキした気分になれる。私は、そういう空間を、時計店として都内有数の商業地帯である新宿で実現したかった。そして、作ったのがベスト新宿本店です。当店を訪れるお客様には、お店に来ること自体を楽しんでもらいたい。そのために、毎回違った刺激を感じられる仕掛けを怠らない。だからお客様は、数ある他の時計店や量販店ではなく、当社を選んでくださるのです。
徹底的に研究された、世界観の演出
ワクワクしますね。ではその世界観を売るためにどんな工夫をされているのでしょうか?
お店自体にも、数々のこだわりを発揮していますよ。例えば、全てのフロアを、置いてあるブランドのイメージに合わせて材質や雰囲気、漂う香りまで変えて演出したり、イスやソファーを30脚以上置いて、お客様がくつろげるスペースを用意したりしています。実際に当店では、時計を買わずにソファーで雑誌を読んでいくだけの常連様もいる程ですよ(笑)。また、キャストであるスタッフも重要な役割を果たしています。常に、ベスト販売の世界観を演出しながら、一人ひとりのお客様にとって最高のサービスを提供する。例えば、このお客様は商品の説明を求めているのではないか、このお客様は商品が見つからずに困っているのではないかなど、求められるものを求められる前に感じ取って提供しています。
更に、時計自体に対するサービスも徹底しています。何百万円もする高級時計は、一度買ったら一生の付き合いになる大切なパートナー。そのために、重要となってくるのがメンテナンスです。当社では、『売ったらおしまい』ではなく、『売ってからお付き合いが始まる』と考え、3年間の無料点検サービスなどを積極的に行っています。
当社が扱うのは、世界に名立たる有名ブランドの高級時計がほとんどです。けれど私は、いわゆる高級店を作ろうとは思っていません。私が作りたいのは、ハイセンスなお店なんです。内装をそれらしくして、店員が黒いスーツでキメて、高いものを売るだけでは、ベスト販売独自の世界観というものは作れない。常に、お客様に「あの店に行けば、いつも新しいドキドキが感じられる!」、そう思って頂けるハイセンスなサービス・お店作りを心掛けています。
求められているのは、付加価値の提供
実際に時計を買う消費者の動向については、どのように分析されていますか?
時計業界というか、経済全体の流れとしてですが、今消費者が求めているのは“付加価値”ではないでしょうか。つまり消費者は、必ずしも商品そのものだけを目当てに、買い物をしているのではないと私は思うんです。東京に住んでいる人が都内の高級ホテルに泊まったりしますが、それがまさにそうです。その人たちは、単に宿泊をするためにそのホテルに泊まるのではありません。彼らは、ホテルの雰囲気やサービスを楽しむためにそこに泊まるのです。私は、日本経済自体が、実用経済から脱して成熟し始めた結果だと考えています。それは、当然時計に対してもそう。日本中どこで売っている時計でも、種類が同じものは形も機能も全て同じです。極端な話、どこで買っても同じなんです。でも、お客様が求めているのは、時計という商品そのものだけではない。そこにプラスアルファの価値を与えることができるお店に、お客様は足を向けているのです。
お店作りへのこだわりと新たな挑戦
まさに時代の流れを捉えたコンセプトですね。今後の戦略については何かお考えですか?
やはり、第一はハイセンスなお店作りの追求です。時計以外の所にも、細部まで徹底的にこだわって演出し、更にベスト販売独自の世界観が楽しめるお店作りをしていきたいです。今考えているのは、ホテルやカード会社のコンシェルジュのようなサービス。もし、車でお越しになったお客様が駐車場に困ったら、すぐに一番近い駐車場を説明できるようにする。もちろん、駐車場のオープンやクローズの時間も含めてきっちりご案内する。他にも、「表参道にある美味しい店は?」なんて、もう時計には全く関係ないようなことでも、お客様の求めているもの全てにお応えできる究極の時計店を作りたい。だから、お店自体も、気軽にお越し頂ける雰囲気作りをしたいですね。例えば、表参道での待ち合わせにベスト販売を使って頂ければいい。もしくは、道に迷ったら「交番ではなく、ベスト販売に行こう!」と思ってもらえるお店にしたいです(笑)。
それ以外のことで言えば、まだ詳しくはお話しできませんが、進めているプロジェクトもあります。様々な土地ごとに、そのカラーに合ったコンセプトを立てて、新しい店舗展開を行っていくという計画です。表参道には表参道、新宿には新宿のカラーがあるもの。その土地ごとのカラーと、その土地を訪れる人のカラーを反映させた店作り。ベスト販売の新しい世界観作りとして、私自身今からワクワクしているプロジェクトです。
ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
これまでお話ししてきたように、キャストであるスタッフはとても重要です。当社が求めているのは、時計を通してお客様に新しい価値提供をしていきたいと考える人。だから、ただの時計好きよりも、時計以外の何にでも興味を持って、貪欲に知識を吸収していこうとする人がいいですね。私自身そうです。もちろん時計は大好きですが、その他にも洋服・車・映画・経済…なんでも同じくらいに興味を持って知識を吸収しています。お客様もそう。“時計だけのマニア”という人はあまりいません。時計をファッションの一部、ライフスタイルの一部として楽しむ人がほとんどです。だから、スタッフ自身もそうあって欲しいと思っています。
様々なセンスを磨くことによって、色々な視点・角度からお客様に提案をしていけるようになるのです。「こういう格好が好みだったら、こういう時計はいかがですか」など、その人の服装・ライフスタイルに合わせて時計をお勧めする。似合わない場合には正直に言う。磨かれたセンスの中から、そういった提案ができるようになります。「自分自身が人生の一部として時計を楽しむ。そして、磨いたセンスで時計を通して何か新しいものをお客様に提案したい」、そんな風に考える人は大活躍していけると思いますよ。
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活動履歴
株式会社ベスト販売
【理系】
1位
/
京セラ株式会社
【文系】
1位
/
株式会社ホリプロ
2位
/
株式会社ハヴァ ナイス トリップ
3位
/
株式会社大新社
4位
/
株式会社ブルックスブラザーズジャパン
5位
/
株式会社東急グルメフロント(東急グループ)
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