サービス(レストラン・フードビジネス)
最終更新日: 2008/04/14
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株式会社ヒガ・インダストリーズ
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成功を掴むために必要なのは、実現を強く信じ、情熱を持って取り組むことです。
ビジネスには知識やノウハウだけではなく「オリジナリティ、イマジネーション、クリエイティビティが大切」とヒガ社長は語る。
株式会社ヒガ・インダストリーズ
代表取締役社長
ヒガ アーネスト マツオ
(56歳)
Matsuo Ernest Higa
▽1952年ハワイ生まれ。▽幼少はスイスで過ごし、中学・高校は日本のアメリカンスクールに通う。▽1976年にコロンビア大学経営大学院で経営管理学修士号(MBA)を取得。▽アントレプレナー(起業家)として日本で独立し、木材や医療機器の輸入業を展開する。▽1983年、アメリカで急成長していた米国『ドミノ・ピザ』と出会う。▽1985年に契約ライセンスを締結し、日本第1号店を東京・恵比寿にオープン。▽1993年、国内100店舗を達成。▽現在は新規事業としてアメリカで5000店舗を展開するサンドイッチチェーン『クイズノス・サブ』の日本店舗運営にも力を入れている。
日本に初めて「デリバリーピザ」という概念を持ち込み、今や誰もが知るビジネスへと確立させたヒガ・インダストリーズ。事業を成功させた背景と、今後も業界のパイオニアとして成長を続けるために必要なことを、社長のヒガ アーネスト マツオ氏にお聞きした。
アメリカで急成長を遂げた新しいビジネスとの出会い。
米国『ドミノ・ピザ』のビジネスに魅力を感じられた理由をお聞かせください。
一つは急成長を遂げている会社だったことです。私がアメリカの『ドミノ・ピザ』に出会ったのは1983年。年間約1000店舗を新しくオープンさせ、ダイナミックに事業を行なっていました。現在は全世界で8000店舗以上を展開する大企業へと躍進しましたが、当時からデリバリーピザの需要と可能性の高さを感じたのを覚えています。日本にはないビジネスモデルでしたし、アメリカでの成功を目の当たりにして非常に強い興味を持ちました。
もう一つは若い力が事業の発展に活かされていたことですね。『ドミノ・ピザ』の原動力は現場にあります。デリバリーピザというビジネスコンセプトやブランドといった“枠”は本社から提供されますが、実際に店舗をマネジメントしたり、ピザをつくってお客様のもとへ届けるのは若いスタッフたちに任されていました。外食産業や小売業界で生き残っていくには、絶えず変化する消費者意識を把握し、時代に合った経営戦略を立てていかなければなりません。お客様を通じてニーズや流行を知ることができる若い感性が中心となり、進化していく姿に魅力を感じました。私と同年代のスタッフが活躍していることに触発され、挑戦したいと強く思うようになったのです。
新しいビジネスに挑戦し、新しい文化を生み出していくことは、アントレプレナー(起業家)としての醍醐味であり、役目だと考えています。
時代のニーズと日本の文化を読み取った商品戦略。
業界をリードし、誰もが知るビジネスへと確立できた要因は何だとお考えですか。
一番のポイントは時代のニーズにフィットできたことです。当時は経済が成長していたことから、人々の関心は自然と“利便性”に向いていました。働く女性も増えましたし、音楽CDやビデオテープといったホームエンターテイメントの普及で在宅率も上昇しました。そんな中、電話一本でピザが頼めて、しかも宅配してくれるというビジネスはこのライフスタイルに非常にマッチしたのです。また、テリヤキのような日本独自のトッピングを多く取り入れ、チーズブレンドを研究し、より日本人の口に合うピザの開発も重点的に行なったんですよ。
日本には「出前」という文化があります。しかしそのほとんどが店舗がメインで出前は付帯業務のようなもの。私たちはデリバリーのみを専門に扱ってきました。お客様にも届く時間が分かる「時間の確実性」と、熱い焼きたてを食べられる「品質の良さ」を追求。安心して手軽に「頼みたい」と思っていただけるようなシステムを築けたことが、他の外食産業と差別化できた点であり、新しいジャンルを確立できた大きな要因だと思います。
前向きに、情熱を持って取り組む仕事への姿勢。
困難に感じられたことも多かったのではないでしょうか。
今も毎日、壁に突き当たっていますよ(笑)。正直なところ、こんなにも競合他社が増えるとは思っていませんでした。この状況は私たちにとって課題ですが、“進化”するチャンスでもあります。
この事業を始めた頃、日本ではまだ珍しいビジネスだったこともあり、成功は難しいと言われていました。しかし人と同じことをしていては、厳しい競争の中で生き残っていくことはできません。私たちは困難をポジティブに捉えることで今日までの実績を築き上げてきました。大切にしてきたのは「Can do!」(やればできる)という精神。どんな企業でも必ず壁にぶつかりますし、全てが楽しい仕事というわけにはいきません。そんな中で「何があっても必ず乗り切るぞ」という強い想いを持つこと。そして「情熱」を持って真剣に取り組むことで、夢の実現と成長に繋げています。これは今でも変わらない私の哲学です。
ただ目標を言うだけなら誰でもできます。成功は決して簡単なことではありません。だからこそ本当に前向きに情熱を持って頑張ることが評価へと直結するのだと私は信じています。デリバリーピザのビジネスがこれだけ浸透したことが何よりの証拠です。
ライフスタイルの多様化に応じた環境づくり。
“進化”ということですが、現在何か注力していらっしゃることはありますか。
大きく変わってきたことはITの発達ですね。社内システムを導入し、e-ラーニングなどの教育や店舗管理に活かしています。現場に行かなくても全ての店舗の人材や食糧などを一括管理できるので、コスト削減に繋がりますし、情報をデータベース化することで共有や比較検討がしやすくなりました。Webサイトも立ち上げ、お客様にはいつでもどこでも携帯やPCを通じてピザを注文できる環境をご提供しています。
また、家庭へのインターネットの普及でますます在宅率が上昇しています。注文数も増えていますが、インターネット経由の注文が全体の3割を占めるようになってきました。そのお客様のほとんどが若い世代の方々です。経済や流行の変化は人々の生活に大きく影響します。家だけではなく、オフィス、学校など様々なシーンでピザが食べられるようになってきた今、ライフスタイルの多様化はデリバリーピザのニーズを増やしていくものだと私は考えています。そしてその状況を素早く把握し、常にお客様が注文しやすい環境づくりを行なうことが、私たちに求められていることなのです。
「成功し、成長すること」で業界をリードし続けていく。
業界のこれからを見据える中で、貴社が担うべき役割とは何でしょうか。
私たちは1985年以来デリバリーピザのパイオニアとして業界を築いてきました。その中でこれからも継続してやらなければならないこと。それは「成功し、成長すること」です。
幸いにも『ドミノ・ピザ』はメディアに取り上げられることも多く、私たちの新しい取り組みは常に注目されてきました。だからこそより一層気を引き締めていかなくてはなりません。私たちがビジネスを成功させることで、関連企業や業界全体が活性化します。それが社会貢献につながり、食品業界の環境やモラルといった幅広い分野に影響を与えていくことができるようになるのです。
常々思っていることですが、この社会に存在している以上、「take&take」だけで成長はありえません。これから生き残るためには自社の業績だけではなく、業界や社会全体を見つめて動いていく必要があります。社会に対して何ができるのか、何をするべきなのか。役割をきちんと認識してビジネスを生み出していくことが成功と事業の拡大に繋がっていくのです。
ありがとうございました。最後に学生に対するメッセージをお願いします。
自分のポテンシャル(得意分野)が何かを知り、それを活かした仕事や企業選びをしていって欲しいと思っています。ポテンシャルはその人固有のもの。同じものはありませんし、誰かに教えられるものでもありません。何かに迷ったら、まず一度冷静になって自分を見つめ直してみてください。全てが完璧にできる人はいません。つい苦手なことに目がいってしまいがちですが、自分が好きなこと、得意なことを大事に育てるという考え方も必要なことです。
当社では、「ポジティブ」「Can do!精神」「情熱」が社員の基本。そして勉強する姿勢を大切にしています。常に時代や流行は動き、新しい変化が次々と起こっている現在。必要なのはその中で様々な物事に興味を持って取り組み、学びを得ようとすること。学校の勉強と違って社会は一つの「正解」が全てではありません。これは難しいことですが非常に面白くもあります。オープンマインドで世の中の動きを敏感に捉え、新しいことに恐れず挑戦しようという意欲のある方を私たちはお待ちしています。
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活動履歴
株式会社ヒガ・インダストリーズ
【理系】
1位
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株式会社パンドラ
2位
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株式会社ノジマ
3位
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社会福祉法人 亀鶴会 (特別養護老人ホーム 神明園)
4位
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株式会社かねたや家具店
5位
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株式会社セック(JASDAQ上場)
【文系】
1位
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ロングライフグループ
2位
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チムニー株式会社(ジャスダック上場)
3位
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日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
4位
/
株式会社サンドラッグ
5位
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株式会社ハヴァ ナイス トリップ
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