[en]学生の就職情報2009 閉じる
情報・通信(ネットワーク・通信技術) / 情報・通信(ソフトウェア開発) / サービス(セキュリティー・メンテナンス)
最終更新日: 2007/10/01
(マークの説明) 正社員 理系積極採用 3年増益
logo 三和電子株式会社
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
エントリー エントリーする
説明会予約 説明会予約をする
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 人事からのメッセージ ホームページへリンク
プロの仕事研究
職人技のような技術ノウハウで、顧客から絶大な信頼を獲得した携帯電話技術のプロ。
技術系−電気・電子設計
システムエンジニアリング事業部 那須工場
後藤 保 (38歳) Tamotsu Goto
入社12年目 / 宇都宮短期大学付属高校 出身

プロフィール
大学を中退後、学習塾に勤務していたときに、知人の紹介により短期アルバイトとして三和電子に入社。修理・診断という仕事に面白みを感じたことに加え、上司の勧めもあり、1997年に正社員として入社。以来、主に携帯電話基地局の試験修理作業に従事し、プロフェッショナルとして活躍。

プロローグ
「三和電子に後藤あり」――携帯電話機を開発する大手電気メーカーA社内で飛び交う評判である。

今や人々の生活に不可欠なインフラとなった携帯電話。その安定的な通信を支えるのが、基地局である。各電話機との通信を行うために無線装置とアンテナが設置してある。郊外や地方では高さ数十メートルの鉄塔を建設してアンテナなどの無線設備を取り付けて使用し、都市部ではビルの屋上などを借りて小さな小屋を設置することが多い。この基地局の安定稼動こそが、携帯電話通信の鍵を握っているのだ。

三和電子は1975年の設立以来、30年以上にわたって情報通信に関する豊富なノウハウを蓄積。コンサルティングからシステム設計、調整、製造、工事、アフターサービスまでトータルに提供し、日本の携帯電話市場の成長に貢献してきた。その中で、“試験・修理の第一人者”と言われるのが、後藤である。彼がいかにして取引先にまでとどろく名声を獲得してきたのか、象徴的なエピソードを追った。

機械いじりの興奮がよみがえった 1
後藤が三和電子の門をくぐったのは1997年のこと。そのとき、三和電子にずっと籍を置くことになるとは夢にも思わなかった。

大学を中退後、学習塾で雇われ塾長をしていた後藤。「ちょっと手伝ってよ」と知人に頼まれ、短期アルバイトのつもりで入った。高校も技術とは無縁の普通科出身。電気的な知識・スキルの必要がない、簡単な作業を手がけていた。だが、次第に変化が生じた。手が空いたときに、「これ修理してみな」と渡されたハンダごて。「これは面白い!」。小学生のとき、雑誌の付録づくりや電気工作クラブに入ってラジオなどを夢中で作成したときの興奮がよみがえった。

折しも三和電子の業績は盛り上がりを見せ、工場も忙しく活気づいていた。人手不足を解消するために、後藤に正社員登用の話が持ち上がるのは自然の成り行きだった。「社員になった以上、早く先輩たちに追いつこう」。技術者魂に火がついた後藤。メキメキと頭角を現し、携帯電話、無線、海底ケーブルといった基地局の試験・修理に関して経験を積み上げていく。フィリピンの携帯電話ネットワーク調整試験のため、現地に半年ほど滞在して軌道に乗せたこともある。

「そんなに大変な作業ではない」と高をくくっていたが… 2
そんな後藤にとって思い出深いエピソードがある。

「この試験は、ぜひ三和電子さんにお願いしたい」。2001年のこと。長年の取引を続ける大手電気メーカーA社が、デジタル通信技術を使用した新機種を発売することになった。新技術が生まれれば、それに対応させるために基地局も一新させる。そのための試験を行うに際し、A社の人員だけでは足りないため三和電子に依頼が来たのだ。当然のごとく後藤もメンバーの一人に選ばれ、関東近郊にあるA社工場に赴いた。

後藤が試験・修理することになったのは、基地局の中に組み込まれるパネル。一口にパネルと言っても、電波を飛ばすためのもの、それを制御するためのもの、携帯電話会社との回線をやりとりするためのもの、といった具合に1枚1枚役割が違う。自ずと試験方法も異なるため、多様なノウハウが要求されるのだ。これら数十種類・数百枚のパネルを、新機種がリリースされる約半年後までに完璧な状態にしておかなければならない。これまでにも新機種発表による基地局試験・修理を行った経験があった後藤。「そんなに大変な作業ではないだろう」と高をくくって作業を開始したが、すぐに異変に気づくことになる…。

試作品を手にして、事態の深刻さに気付いた 3
「あれ、動かない?」。A社から支給された試験仕様書には、どのパートをどう試験すればいいか指示が書いてある。ところが、その通りに試験をしても基準の値が出ない。A社の技術部に問い合わせたところ、「そんなはずはない。もう一度やってみてくれ」との返答。だが、何度指示通りにやってもうまくいかない。試作品段階では正常に動いていたはずだと考え、A社の技術部から試作品を取り寄せて、ようやく事態の深刻さが分かってきた。「試作品にはバグが多いんだ…」。

通常の試験ならば、開発段階でも何度も単体試験が行われているため、動くのが前提で最終試験の場に支給されてくる。そのため、仕様書通りに試験すれば済むことが多い。それが新機種の場合は、スムーズにいかないことも少なくないのだ。「パネルが悪いのか、治具が悪いのか、あるいは根本的な設計が悪いのか…」。後藤は試作品をもとに調整を繰り返し、何とか試験・修理の目処をつけることができた。

次の問題は納期だった。新製品リリースの日程は決まっているため、納期を遅らすわけにはいかない。「この人数じゃ無理だ」。後藤はすぐに上司に相談し、援軍を送ってもらう手はずを整えてもらった。こうして15名からなる試験チームが結成された。

職人技のような試験ノウハウ 4
怒涛のような試験・修理が始まった。最初の頃は、パネル1枚につき2時間ほどかかっていた。A社からは「毎日100パネルずつ」といった形で分割納品を提示されており、徹夜でこなしていくしかなかった。「やっと1枚終わった。次だ」。そんな状態が1ヵ月以上続いた。「皆、がんばろう!」。後藤は最年長として、チームメンバーたちを引っ張っていった。

体力的にはきつかったが、そんな中にも彼らは楽しみを見出していた。「ここかな?」と当たりをつけ、修理してみたところ正常に動くようになる。そんな電気修理の面白さがやりがいとなった。“生粋の機械好きばかり”――後藤にはそんな三和電子の社員たちが頼もしかった。「このボリュームから調整すればいいんだな」。試験を繰り返すうちに、次第にノウハウが身についてきた。すると、1枚あたり10分程度へと時間は大幅に短縮されていく。それはまさに職人技だった。

数ヵ月後、無事に全パネルの試験を終え、充実感に浸る後藤たちの姿があった。その頃A社内には、「三和電子に後藤あり」という評判が立っていた。

エピローグ
今や三和電子はA社にとって不可欠な存在となっている。A社内でできないような難案件が転がり込んでくることもある。それは豊富なノウハウを抱え、必ず納期を守ることが評価されているのと同時に、「このままでは組み立て不良を起こします」といった実用的なアドバイスを送ることもあるためである。その中心に後藤がいるのだ。

「第3世代携帯電話が話題になっていますが、開発現場では3.5世代や第4世代の話も始まっています。そんな最先端なことをどんどん吸収していけるのが楽しい。指紋認証技術とか『こういった理屈なんだ!』と分かるのがうれしい。半分趣味ですね」と笑う。これからも後藤は、三和電子の技術力を支えていく。
後輩の指導など、マネージメント的な仕事も多い。「質問されたときに答えられないと」と最先端技術に関する情報収集も怠らない。

〜仕事で活かした学生時代の経験〜
小学生のときは電気工作クラブでラジオなどを作っていた。中学と高校では剣道部に所属し、ここで礼儀や人間関係の築き方を身につけた。このように、小さな頃から広く浅く色々なことに興味を持つようにしていた姿勢が、社会人になってからも活かされている。
「プロの仕事研究」を読んだら、[en]学生の就職情報からエントリー・説明会予約を行おう!
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 人事からのメッセージ ホームページへリンク
エントリー エントリーする
説明会予約 説明会予約をする
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
三和電子株式会社


この企業を志望している人は、こんな企業にもエントリーしています。
 
【理系】 1位日本事務器株式会社 
2位ジェイエスフィット株式会社 
3位東京税理士法人グループ 
4位デジタルビジョンソリューション株式会社 
【文系】 1位株式会社エイブル(JASDAQ上場) 
2位株式会社ジャストイン・レンテック(三井住友ファイナンス&リースグループ) 
3位株式会社スマイルスタッフ 
4位株式会社エム・ワン 
5位株式会社アサンテ 
ページ上部へ
エン・ジャパン株式会社 [en]は第三者の立場で正直かつ詳細な求人情報の作成を心掛けています
当サイトの新卒採用情報は[en]学生の就職情報のスタッフが企業に直接取材を行った上で作成しています。 新卒採用企業が自ら情報を作成すると、自社の良い点のみに偏りがちです。 当サイトのスタンスは、手間暇をかけて、学生の皆さんの立場に立った正直かつ詳細な情報を提供していくことです。 今後さらに情報の信頼性を高めるためにも、掲載内容と事実に相違があった場合は [en]学生の就職情報 編集部 までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。
[en]学生の就職情報 編集部
エン・ジャパン株式会社 Copyright (c) 2007 en-japan inc. All Rights Reserved. 閉じる