2006年10月。山田は次なる店舗への異動が決まった。「また、新しい環境にチャレンジできる」。だが、一つ気がかりなことがあった。「私が異動したら、店長が一人でホールをまとめなければならない」。
そこで山田は、翌日からいちスタッフとして動くよう徹底した。「まとめ役がいなくても、スタッフたちが動けるように」との考えからだ。だが、スタッフたちは声をかけ合い、状況の応じてしっかりと動いていた。
その様子を前にして、一抹の寂しさを覚える山田。「もう私がいなくても、スタッフたちは十分に動ける」。だが同時にそれは、大きな喜びでもあった。「これで、大丈夫」。安心して、次の店舗へと向かっていった。
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スタッフの表情を確認しながら、朝礼を進める店長・山田。異動してきた当初から比べると、売上も順調に伸びている。
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