婦人との触れ合いを通じて、田奈池はお客様一人ひとりの気持ちを汲み取る大切さを改めて知った。とは言え、気持ちを汲み取ることは容易ではない。ホームに入居することに対して、身体が思い通りに動かないことに対して、スタッフに介助されることに対して…お客様が抱えている葛藤は様々。お客様のためだと思ったスタッフの行動が空回りすることもある。そのため、お客様の表情や言動に敏感に反応し、慎重に対応することが必要なのだ。
「何十年も生きてこられたお客様の老後。そんな貴重な時間に関わらせてもらうことを幸せに思います」。
そう語る田奈池は、現在もお客様に穏やかな老後を過ごしてもらうため、真摯なサービスを提供している。
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「身の回りすべてをお世話するという意識ではなく、黒子としてお客様の動きに合わせて介助しています」。
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