[en]学生の就職情報2009 閉じる
サービス(環境・リサイクル関連) / メーカー(精密機器) / メーカー(半導体・電子・電気部品)
最終更新日: 2008/05/15
(マークの説明) 正社員 理文不問
logo ヤマト電器株式会社
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
エントリー エントリーする
説明会予約 ヤマト電器の全貌を知るセミナーはこちら♪
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ
プロの仕事研究
26歳にして、海を隔てたベトナムで新工場を立ち上げた生産現場のプロ。
技術系−製造技術開発・生産管理
A Zet Vietnam Co.,Ltd 取締役工場長
上紺屋 道明 (28歳) Michiaki Kamikonnya
入社10年目 / 三重県立伊勢工業高等学校 電気科 出身

プロフィール
高校卒業後、ヤマト電器に入社。大手家電メーカーの液晶パネルを生産する製造ラインで7年間活躍する。その間、ラインメンテナンスやリーダー業務、生産管理業務を経験。2006年5月、A Zet Vietnam Co.,Ltdに出向し、ベトナムの新工場設立に尽力。現在は同工場の工場長として辣腕をふるっている。

プロローグ
ベトナムの首都ハノイとホーチミンの真ん中に位置する、人口約78万人の町、ダナン。2006年8月、この町に2人の日本人が足を踏み入れた。1人は、設立まもないA Zet Vietnam Co.,Ltdの代表取締役社長。そしてもう1人が、本編の主人公である上紺屋道明。最先端技術の粋を集めた液晶事業を展開する、ヤマト電器の若手社員だ。上紺屋に託されたミッションは、ベトナムの地にヤマト電器初の生産工場を立ち上げること。ベトナムという新しい環境、工場設立というやり甲斐ある仕事に胸躍らせていた当時の彼には、その先に待ち構える苦難を知る由もなかった。立ちはだかったのは、言葉や文化の壁、そして日本とベトナムとの仕事観の違い。たとえば、工場操業に際するライセンス獲得で発生した大トラブル、生産ラインスタッフとして参加する現地の人々との軋轢などに、大いに悩まされることになる。だが彼は、そのすべてに打ち克ち、見事ミッションを完遂させたのだ。その足取りを追っていく。

「大丈夫、きっとうまくいく」――すべてに抜かりはなかった。 1
2006年8月――。日本を飛び立ち、目的のホーチミン空港まで。機上の人、上紺屋道明は、会社側から突然のオファーをもらった場面を思い出していた。「ベトナムに新会社を設立し、生産工場を立ち上げてみないか」。これまで7年にわたって生産現場で培ってきた経験も後押しして、一も二もなく自ら手を挙げた。だが、果たしてこの大役が務まるのだろうか。いや、これまでだってうまくやってこれた自分なら、きっとできるはずだ。期待と不安が入り混じった彼とベトナム新会社の代表取締役社長の2人をベトナムの地で迎えたのは、予想を上回るうだるような暑さだった。

もちろん、成功の見込みがあるからこその今回のミッションである。ベトナムに渡る以前、日本国内にいる間に、工場設立予定地や当面の事業計画、導入する設備、資金調達などの面はすでに決定してきた。あとは計画通りに事を運べばすべてうまくいく。そのはずだったのだが…。

「そんなバカなことがあるか!」――危機はある日突然訪れた。 2
「なぜ、ベトナム政府から工場設立の許可が下りないんだ!」。この事実を知ったときの上紺屋の衝撃は計り知れなかった。いや、正確に言えば許可は下りなかったわけではない。ただ、上紺屋たちが申請していたのは、輸出入に税金が一切かからない、外資系企業に対する優遇措置が認められたライセンス。ところが今回許可が下りたのは、通常通り関税がかかる、ベトナムの企業が普通に起業したのと同じ扱いのものだったのだ。このままでは工場の立ち上げや黒字化に大きな影を落とすことになる。周到な準備も水泡に帰す。「どこで間違ったんだ!!」。いっときは冷静さを失ったが、上紺屋はすぐに自分を取り戻す。原因追究に乗り出したところ、ベトナム政府に提出する各種書類に込めたこちら側の意図が、ベトナム政府に正しく伝わらなかったことだと判明した。伝えたいことが伝わらない、言葉の解釈のすれ違い。そして、その後何回にも及ぶやりとりを通じて感じたのは、期限通りに書類を提出しても約束した日に回答がもらえない歯がゆさ。だが、決して諦めはしなかった。現地のコンサルタントの助力を得ながら各省庁に掛け合い、2006年9月、ついにベトナム政府から望みどおりのライセンスを得るに至ったのだ。

「この問題は根が深い…」――立ちはだかったのは身内だった。 3
ようやくスタートが切れると喜んだ矢先、新たな問題が上紺屋の行く手を阻んだ。それは、彼と新工場に集まった現地スタッフ13人との、労働観の相違。たとえば、決まった時間内で1000個の部品をつくるスタッフと700個つくるスタッフがいた場合。人には得手不得手があるため、作業スピードに差が生じるのは仕方ない。700個つくるスタッフは1000個つくれるように努力すればいい。上紺屋は、当然のようにそう考えていた。だが、スタッフたちの常識は違った。1000個つくるスタッフは、同じ時間働くなら700個つくるほうに合わせて楽をしようとするのだ。郷に入りては郷に従えという諺はあるが、工場の今後を考えるとこの事態は見過ごせない。しかしながら、根の深い問題だけに頭ごなしに叱り飛ばしても変わるかは疑問だ。そこで上紺屋は、まずスタッフとの親睦を図った。ベトナム料理店でスタッフと共に食事を楽しみつつ、仕事場では聞けない胸の内を明かしあった。そして「人は人、自分は自分、会社は成果を挙げる人を評価する」と語ってまわった。時間はかかったが、その熱意が通じ、スタッフたちの仕事への取り組みが少しずつ変わり始めていく――。

「ようやく本当のスタートだ」――上紺屋は未来に思いを馳せた。 4
数々の苦難を乗り越え、工場はようやく軌道に乗り始めた。今はまだプラスチックと植物をパウダー状に粉砕して袋詰めするレベルの仕事だが、スタッフたちの表情は明るく、仕事へのスタンスは意欲的である。これまでの努力が実りつつあると実感している上紺屋だが、同時にまだ始まったばかりに過ぎないこともよく認識している。当面の目標は、この工場で生産した製品を日本やシンガポールに輸出できるレベルに引き上げること。今はまだ広い工場内に生産ラインは1つだけだが、まもなく2つ目のラインを立ち上げ、新しいスタッフたちを仲間に加える予定である。

日本にいた時に比べ、上紺屋を取り巻く環境は大きく変わった。当時は現場で活躍する仕事だったのが、今では労働法や会計を学び、工場内の総務や経理、税務、部材管理などを手がけている。日本では係長だったが、海外法人の取締役に就任し、経営に直結した仕事をしている。上紺屋はまだ26歳。ベトナムで成果を挙げた彼には、大きな未来が開けている。

エピローグ
言葉の違い、文化の違い、国民性の違い…。初めての海外挑戦は驚きの連続だった。だが、それらの経験は上紺屋に多くのものをもたらした。1つは多くの人たちに支えられていると実感できたこと。工場設立に力を尽くしてくれた会計コンサルタント、不慣れな海外生活をサポートしてくれた他メーカーの日本人社員たち。中でも、運命共同体とばかりに共にベトナムの地に降り立った社長の存在は特別である。社長とならいつまでも語り合えたのだ。もう1つ学んだのが、自分を曲げないこと。日本に生まれ、自分に正直に生きてきたという信念を持ち続けたからこそ、まったく異なる環境でも成功を収められたと感じている。
現地で採用したスタッフと身振り手振りでコミュニケーション。熱意はスタッフたちにも伝わっている。

〜仕事で活かした学生時代の経験〜
学生時代に学んだ電気の知識は今なお大いに活きている。たとえば、新しい生産設備を導入する際。導入する業者の方とのやりとりで知らない専門用語が飛び出してきても何となく想像がつく。また、難しい局面を迎えても決して投げ出さない姿勢も、学生時代に真面目に取り組んだ経験により培われたという。
「プロの仕事研究」を読んだら、[en]学生の就職情報からエントリー・説明会予約を行おう!
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ
エントリー エントリーする
説明会予約 ヤマト電器の全貌を知るセミナーはこちら♪
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
ヤマト電器株式会社


この企業を志望している人は、こんな企業にもエントリーしています。
 
【理系】 1位株式会社JPビジネスサービス 
2位太平電業株式会社 
3位ダイワボウ情報システム株式会社 
4位株式会社サンドラッグ 
5位シャープ株式会社 
【文系】 1位大河通商株式会社 
2位株式会社クラスト 
3位株式会社ナレッジサイエンス 
4位親和電機株式会社 
5位株式会社富士商事 
ページ上部へ
エン・ジャパン株式会社 [en]は第三者の立場で正直かつ詳細な求人情報の作成を心掛けています
当サイトの新卒採用情報は[en]学生の就職情報のスタッフが企業に直接取材を行った上で作成しています。 新卒採用企業が自ら情報を作成すると、自社の良い点のみに偏りがちです。 当サイトのスタンスは、手間暇をかけて、学生の皆さんの立場に立った正直かつ詳細な情報を提供していくことです。 今後さらに情報の信頼性を高めるためにも、掲載内容と事実に相違があった場合は [en]学生の就職情報 編集部 までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。
[en]学生の就職情報 編集部
エン・ジャパン株式会社 Copyright (c) 2007 en-japan inc. All Rights Reserved. 閉じる