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最終更新日: 2007/10/29
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シャープ株式会社
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活動履歴
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シャープ初のECサイト構築を成功に導いたシステム開発のプロ。
ソフトウェア系−システムエンジニア(オープン、WEB系)
シャープシステムプロダクト/主事
綾目 真弓
| Mayumi Ayame
入社11年目 / 理学部 応用数学科 出身
入社後、ソリューション製品を利用した提案業務、システム開発などに従事。4年目からSEとして本格的に開発案件に携わり、6年目には勤怠管理システムのリプレイスでプロジェクトリーダーを経験。2006年にはそれまで2つあったECサイトの統合リニューアルプロジェクトにサブマネージャーとして携わり成功に導いた。
グループ全体で約5万7000人もの従業員を擁するシャープ。かつて、この大企業の勤怠管理システム開発にプロジェクトリーダーとして携わり、見事リプレイスを成功させたシステムエンジニアがいる。その名は、綾目真弓―――。
従業員一人ひとりの勤怠管理、出張・残業申請などに関わる極めて重要なシステムだけに、綾目の双肩に委ねられた責任は大きかった。だが、綾目はプロジェクトリーダーとして、見事に案件を成功させた。ひとつの案件をやり遂げた綾目だったが、すでに「次に携わりたい仕事」について思いを馳せていた。それは、一般消費者に向けたシステムの構築だ。「世の中のすべての人に向けたシステムの開発に携わりたい」。その思いは日に日に強くなっていった。
そして、ある案件の始動をきっかけに、綾目は自身が希望していた「一般消費者に向けたシステムの構築」に携わることとなる。2006年1月、それまで2つあったシャープECサイト(一般技術者向け電子商取引サイト)の統合リニューアルの話が持ち上がったのだ。当然、構築プロジェクトは様々な部門が関連した大きなものになるであろうことが予想された。
突然、巡ってきたキャリアアップのチャンス。「期待に応えよう」と強く誓う。
ECサイト統合リニューアルの話が持ち上がりしばらくした後、上司から綾目に声がかけられた。
「君は一般消費者向けのシステムの開発に携わりたいんだったね。どうだろう、ECサイト構築プロジェクト、やってみないか?」。
「え? でも、いいんでしょうか」。
上司からの提案を了承すれば、自身の希望が叶う。提案は嬉しかったが、同時に不安も脳裏をかすめた。
「私で大丈夫だろうか…?」。
いつかは手がけたい、と思っていたものの、綾目は一般消費者向けシステムの案件は手がけたことがない。そのことからくる不安だった。だが―――。
「これは、キャリアアップするための、またとないチャンスだ」。そう思い直した綾目は、「できる限りのことはやります」と決意を固めた。与えられたポジションは、サブマネージャー。課せられた重責は期待の裏返し。必ずプロジェクトを成功させようと自身の心に誓うのだった。
「何を優先すべきか…」。綾目の判断が、サイトの行く末を左右する。
ECサイト構築プロジェクトが本格的に動き出したのは、同年の4月。サブマネージャーとして、アプリケーション周りの調整やスケジュールを立てるなど、少しずつ忙しさを帯びてきたのもこの頃だった。だが、綾目を一番悩ませたのは「要件の取りまとめ」だった。
ECサイトの統合リニューアルには、営業企画、マーケティング部門、運営部門など様々な部門が関連する。その分、それぞれの部門がフューチャリングしたい要素も異なる。「シャープというブランド感を前面に押し出したい」「運営側が使いやすいことが最優先」「ユーザーにとって使いやすく見やすいサイトであるべき」…多彩な要望が各部門から挙がった。
「いったい、何を最優先にすべきなのか…」。それが、サブマネージャー綾目を悩ませる要素だった。すべての部門の要望をパーフェクトに実現できれば、それが最良。だが、サイトオープンは同年の10月と決まっている。決められた期限の中で、いかに理想のサイトに近づけるか、そのためには時には要件の取捨選択も迫られる。それを行なうのが、綾目の役割だった。もちろん、開発段階における問題にも対処しなければならない。日々の業務は繁忙を極めた。
問題の共有、開発の円滑化…プロジェクトマネージャーとしての手腕を発揮。
だが、壁に直面しつつも、綾目は常に落ち着きを保っていた。かつて、勤怠管理システムのリプレイスを行なった時に「開発はひとりでやっているのではない」と実感した綾目。「何を優先すべきか、いかに問題に対処するか、それはメンバー全員で考えるべき」ということを、身をもって知っていたのだ。
綾目は、プロジェクト進捗状況をPC上でメンバー全員が確認できるような環境を整えた。こうすることで、現時点で発生している課題を共有し、各部門からの意見で優先すべき案、そうでない案をメンバー全員の目で判断できる。このメリットは大きく、事実、開発スピードも増していた。
だが、いよいよ開発のラストスパートという時点で新たな問題が生じた。それは、テスト部門と開発部門の連携不足。両部門は、お互いの顔が見えない所で仕事をしている。結果として、一方がシステムに修正を加えると、もう一方で問題が発生してしまう、という事態が生じたのだ。「お互いが同じ部屋で作業をしていれば問題ないんですが…」。メンバーのひとりが洩らす。
「なら、機材や場所の確保は私が何とかします」。綾目は即決した。20名が作業していた場所に35名分の機材と場所を用意し、開発のラストスパートに備えたのだ。メンバーがいかにスムーズに開発を行なえるか、そのために自分にできることは何か。開発も最終段階、サイトオープンを間近に控え、プロジェクト全体が疲弊し始めている状況。そんな中でも、綾目は「プロジェクト全体を見る視野」を失わなかった。
ついに迎えたサイトオープン日。PC画面に表示された努力の結晶―――。
10月に入り、サイトオープンの具体的な日時も確定した。デッドラインは10月24日の午前9時。この日時までに何としてでもサイトをオープンさせなければならない。各部門の要件への対応も、この頃には既に完了していた。「無事にサイトをオープンできれば、きっと素晴らしいものになる」、プロジェクトメンバー全員がそう確信していた。
時計の針は刻一刻と時を刻む。サイトオープンまであと数時間、最終確認の作業はまだ続いていた。「いいサイトを作りたい」。その思いがプロジェクトメンバーを、綾目を支えていた。
そして10月24日、午前9時。メンバーは開発室のPCの前に集まっていた。今、この時から全世界に公開されているであろうECサイトを見るために。統合リニューアルされたECサイトのアドレスを入力し、Enterキーを押す綾目。その目に飛び込んできたのは―――構想から約1年をかけて完成させた努力の結晶だった。
「やった!」。
「よかった・・・」。
メンバーの口からは、各々の感情が素直にこぼれる。その声が入り混じって、にわかに活気付く。そんな中、綾目も胸を撫で下ろしながら、大きな充実感に身を委ねた。
勤怠管理システム、そしてECサイトの構築に携わり、その双方のプロジェクトを成功へと導いた綾目は、今もなお確実にキャリアを積み上げている。現在はシャープの業務構築プロジェクトにプロジェクトリーダーとして従事。キャリアを積み上げるにつれ、任されるポジションの重要度も増しているが、綾目の“原点”は入社した頃とまったく変わらない。
「自分が作ったものを多くの人に見てもらい、役立ててもらう。そんなモノづくりに憧れていました。様々な案件に携わって、それを実現できているのが嬉しいですね。今後、どのような案件に携わるにしても、この思いを忘れずにいたいです」。
プロジェクトを牽引する立場とはいえ、開発は人があってこそのもの。メンバー同士での意見のすり合わせは綿密に行なわれる。
学生時代に取り組んでいた研究で、自分が納得のいくまで考えることの大切さ、それでも分からない時は周りの意見を聞くことの大切さを学んだ。かつ、その研究結果を分かりやすくまとめることにも留意した。プロジェクトを取りまとめる現在の立場において、この経験は大いに活かされている。
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活動履歴
シャープ株式会社
【理系】
1位
/
日本事務器株式会社
2位
/
ミサワホームグループ
3位
/
理研計器株式会社
4位
/
フローバル株式会社(旧:岡田産業株式会社)
5位
/
株式会社アルプス技研(東証1部上場)
【文系】
1位
/
大河通商株式会社
2位
/
日本システム技術株式会社(東証二部上場)
3位
/
丸善株式会社(東証一部上場)
4位
/
ミサワホームグループ
5位
/
株式会社たけでん
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