「時間をかければいつか商品化できるだろうとは思っていたけれど、納期に間に合わせることができるかはとても心配でした」。片田は当時をこう振り返る。研究する環境作りから商品化まで、何から何まで初めてのことばかりだったが、常に「何かしらやり方はある」という気持ちで取り組み、結果を残すことができた。「その諦めない気持ちが今の研究にも活きています」と語る。
10月末にアメリカで開かれた食品パッケージの展示会を視察した片田。「今後は海外でも認めてもらえるチャックテープを作っていきたい」。そう決意を新たにしている。
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「上からは開けられるけれど、下からは開けにくいんです」。自ら開発したチャックテープはわが子のように愛おしい。
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