[en]学生の就職情報2009 閉じる
流通・小売(専門店(ファッション)) / 商社(専門商社(アパレル・ファッション))
最終更新日: 2007/11/05
取材のウラ側
(マークの説明) 正社員 理文不問 No.1
logo 株式会社サウザー
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
説明会予約 会社説明会予約をする
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ ホームページへリンク
プロの仕事研究
拡大する企業規模に合わせ、受発注の仕組みを整えた経営企画のプロ。
事務系−経営企画
経営企画室 システム担当
川嶋 隆義 (29歳) Takanori Kawashima
入社4年目 / 日本大学 文理学部 哲学科 出身

プロフィール
高校時代に簿記2級の資格を取得。経理としてある企業に就職するも、「経理の腕をベンチャー企業で試したい。特に成長中の企業こそ、組織を変えていかなければならないだろう」と考え、成長率の高いサウザーに興味を持つ。入社後は経理を担当後、経営企画室へと異動。会社の成長に合わせた組織作りを推し進めている。

プロローグ
20代前半の女性をターゲットにした、カジュアルウェアを扱う株式会社サウザーは、首都圏を中心に店舗を展開し、急成長を遂げていた。川嶋がサウザーに入社を希望したのは、その成長率の高さに惹かれたからである。だが――

入社してすぐ、川嶋は予想をはるかに超える会社の急成長ぶりに驚きを隠せないでいた。「これでは、年次決算にも間に合わない!」。山積みにされた伝票の束を前に、途方に暮れる川嶋。店舗から届けられる納品伝票や、各業者から届けられる請求書だけでも、ダンボール2箱分にはなる。それら一枚、一枚を照らし合わせ、間違いがないか確認していく。本来ならば一致していなければならない数字が、なぜか合わない。挙句の果てには、店舗スタッフから納品書をなくしたとの声も。「企業規模にあった経理の仕組みが整備されていない」。そこで川嶋は、急成長する企業規模に合わせ、経理業務のフローを確立し、新しい会計システムを導入。経営基盤となるキャッシュフローを明確にしていった。

その手腕をかわれ、経営企画室へ異動したのは2006年11月。川嶋は仕事の幅を、経理から組織全体の仕組みづくりへと広めていった――。

店舗数に合わせた、受発注システムを提案。 1
経理部を経て経営企画室へ異動した川嶋は、発注から請求まで一括で管理できるシステムを導入する必要性を感じていた。――発注書はすべて経理部で入力する。納品書と請求書を照らし合わせるのは、すべて手作業。「発注書どおりの商品が届いていません」 「納品書をなくしてしまいました」といった声が、バイヤーや店舗から相次いで報告される。これが10店舗20店舗の会社規模なら、対応しきれたかもしれない。だがサウザーは急成長中の企業。60店舗、70店舗と店舗数が増えていく中、川嶋はWEB-EDIを導入する必要性を感じていた。

WEB-EDIとは、インターネット上で受発注の仕組みを管理するオンラインシステムのこと。これまでは、営業部から経理部へ発注書が手渡され、専用の電話回線を用いて経理部が業者へとデータを送っていた。しかし、新しくWEB-EDIを導入し、オンライン上で誰もがアクセスできるようになれば、営業部が直接発注書を記入することができ、かつ「誰が、いつ、何を、どのくらい」発注したのかをバイヤー、経理部、業者全員がリアルタイムで把握できる。「組織規模も大きくなってきています。そろそろ、システムに予算を投資すべきです!」。川嶋は経営陣に、WEB-EDIの必要性を訴えた。

川嶋の熱弁が、経営陣の首を縦にふらせた。 2
時を同じくして、営業部からはPOS(販売管理)システムを導入したいとの声があがっていた。POSとは、商品や販売動向を効率的に管理するための仕組みのこと。レジでバーコードを読み取ることにより、商品ごとの販売情報を記録でき、在庫管理や、マーケティングが容易になる。「POSと併せて、WEB-EDIを導入するメリットを感じてもらえれば、GOサインが出るかもしれない」。早速、経営陣に向け説得をする川嶋。「POSを導入するためには、バーコード入りの値札をつけることが前提条件ですよね。WEB-EDIを導入することで受発注の仕組みを整えれば、発注と同時にバーコード入りの値札も作成できます。また、値札がついている状態で、業者に納品をしていただくことも可能です!」。川嶋の熱弁に、経営陣は遂に首を縦にふってくれた。

だが川嶋は、POSシステムの導入を強く希望していた営業部に、WEB-EDIも併せて導入することに対しての了承は得ていなかった。「どういう反応を示すだろうか…」。不安は的中した。営業部は予想以上に難色を示したのだった。

川嶋の前に立ちはだかる、営業部からの反対。 3
「バイヤーは忙しいんだ。従来どおり、納品書は経理部で入力してくれないか」。営業部からは、反対の意見が相次いだ。「値札は今までどおり、店舗スタッフが手打ちで取り付ければいい。逆に、WEB-EDIを導入することにより、パソコンを操作する手間が増える」。

川嶋は今度は、WEB-EDIを導入することによって得られるメリットを営業サイドに伝え続けた。「リアルタイムで発注状況がわかれば、バイヤーが今まで以上に商品を仕入れやすくなります」。サウザーでは、商品部長が全店分の商品をOEM(協力メーカーに自社ブランドの商品を製造してもらうこと)で発注している。加えて商品企画が、OEM以外の商品を全店分仕入れてくる。これらの商品は、均一に各店舗で売られるわけではない。お店ごとに扱うブランドも異なれば、納品量も異なってくる。各バイヤーは、自分が担当する店舗に納品される商品を把握した上で、足りない商品を仕入れてこなければならないのだ。商品部長や商品企画が、いつ、何を、どのくらい購入したかを把握しないことには、バイヤー自身、商品を仕入れることはできない。「リアルタイムで発注状況がわかるWEB-EDIを導入しましょう」。3ヶ月近く、川嶋は説得し続けた。

組織をまた一つ変えていく川嶋。 4
――「このシステムでいきましょう。確かに、手間は増えるけど、得られるメリットも大きい」。ようやく、営業部からも了承を得ることができた。「よし!」。後は、バーコードの数字を決めていくだけ。川嶋は、競合他社へ赴き、どんなバーコードがあるかを徹底的に調べていった。「この棚に置かれている商品はすべて3がついているな。つまり、この“3”という数字は、配置棚を表しているんだ」。取り入れるべき点は取り入れ、商品につけるバーコードも徐々に確定していった。

そしていよいよ、POSシステムが導入され、その2ヶ月後にはWEB-EDIも導入された。これにより、よりスムーズに商品の発注や納品が行われ、さらに値札発行も簡単にできるため店舗スタッフの手間も省けるようになった。何より、紙ベースで一つひとつ、納品書と請求書を照らし合わせる必要がなくなったのだ。「この規模で、年次決算、月次決算をオンラインシステムを使わずに進めるのには無理があった。それを、ようやく改善することができた…」。川嶋は、株式会社サウザーの組織を、また一つ変えたのであった。

エピローグ
すでに川嶋は、次なる取り組みを考えている。それは、内部統制。内部統制とは、企業自身が業務の適正を確保するための体制を構築していくシステムのこと。

「すでに大手小売店では、店員が名札などについている担当者コードを読み取らせた後に、レジを打っているでしょう。これは、誰が、いつ、どの作業を行ったかを履歴として残すことが目的。このシステムをサウザーにも導入したいですね」。内部統制に関連した法律も勉強中だという川嶋。サウザーが大きな組織へと変革していく中で、川嶋自身も大きな成長を遂げている。
WEB-EDIの導入によって、この箱の中に詰められた紙を一枚一枚照らし合わせる作業がなくなった。

〜仕事で活かした学生時代の経験〜
中学・高校・大学と、ずっとテニスを続けてきた。一球でも多く返せるようにボールを追い続けた結果が、ポイントとつながる。最後まで諦めない粘り強さで勝利を掴んできた。サウザーは、成長中の企業だからこそ変えていかなければならない点も多々ある。テニスで培った粘り強さで、川嶋は次の組織改善に着手している。
「プロの仕事研究」を読んだら、[en]学生の就職情報からエントリー・説明会予約を行おう!
会社訪問ドキュメンタリー プロの仕事研究 トップインタビュー 人事からのメッセージ ホームページへリンク
説明会予約 会社説明会予約をする
準備シート 活動履歴 志望企業リストに保存
株式会社サウザー
取材のウラ側


この企業を志望している人は、こんな企業にもエントリーしています。
 
【理系】 1位薬糧開発株式会社 
2位株式会社エスケイジャパン 
3位クラシエ製薬株式会社 
4位丸和油脂株式会社 
【文系】 1位株式会社ホリプロ 
2位ファンケルグループ 
3位株式会社大新社 
4位ダイヤオフィスシステム株式会社 
5位株式会社日新コンピュータシステム 
ページ上部へ
エン・ジャパン株式会社 [en]は第三者の立場で正直かつ詳細な求人情報の作成を心掛けています
当サイトの新卒採用情報は[en]学生の就職情報のスタッフが企業に直接取材を行った上で作成しています。 新卒採用企業が自ら情報を作成すると、自社の良い点のみに偏りがちです。 当サイトのスタンスは、手間暇をかけて、学生の皆さんの立場に立った正直かつ詳細な情報を提供していくことです。 今後さらに情報の信頼性を高めるためにも、掲載内容と事実に相違があった場合は [en]学生の就職情報 編集部 までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。
[en]学生の就職情報 編集部
エン・ジャパン株式会社 Copyright (c) 2007 en-japan inc. All Rights Reserved. 閉じる