数日後――友人と電車や地下鉄を利用する吉原。「本当に便利だよね、このカード」。友達の何気ない一言だった。「社会の利便性に、少しでも自分は貢献することができたのではないか」。吉原はその言葉を聞き、喜びをかみ締めた。
そして、この『PASMO』の売れ行きも順調だった。2007年3月18日の段階で、400万枚のカードを用意していた。しかし、当初の見込みを大幅に上回るペースでの売れ行きを見せ、1ヶ月もたたずして早々に300万枚を突破したのだ。――電車もバスも、一つのカードで乗り降りできる。この便利さの裏には、吉原の並々ならぬ努力があったのだ。
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駅務機器の納品スケジュールは、緻密に組まれている。確実な納品は、吉原の商談にかかっているのだ。
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