「過去にいくつもの案件を手がけてきましたが、あれほど嬉しかったことはなかった」。捨て身になって願い出た滝口の姿が評価され、HATはライバル企業との競争に逆転し、大型受注を得たのだった。
「全ては、私の最後のお願いを聞いてくださったAさんのおかげ。彼の力がなければ、絶対に成功はなかった」。感謝してもしきれないほど、Aさんに感謝していると言う。
その後、滝口は何度か異動を経験したが、今でもAさんとは連絡を取り合っている。厚い信頼関係は、時間が経過しても変わらないのだ。そして、2005年9月。完成したディスプレイ工場では、HAT製計器が環境保全のためフル稼働しだしたのだった。
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数々の取引先と実績を残してきた滝口。現在は製品企画部を経て、東京営業所で活躍している。
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