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インフラ(不動産) / サービス(専門コンサルティング(金融・不動産系)) / 金融(証券・投資関連)
最終更新日: 2007/10/01
(マークの説明) 正社員 理文不問
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プロの仕事研究
豊かな人生を築くための資産形成手法を提供する、不動産投資コンサルティングのプロ。
専門職系−コンサルタント・研究員
東京アセットマネジメント事業部/東京ブロックエリアマネージャー チーフ・コンサルタント
安齋 信行 (35歳) Nobuyuki Anzai
入社9年目 / 宇都宮南高等学校 出身

プロフィール
賃貸・売買仲介専門の不動産会社に7年間勤務。2000年6月、社長の倉橋の理念に共感し、シー・エフ・ネッツ(以下CFネッツ)に入社。その後、続々と新設される各支店の責任者として活躍。現在はエリアマネージャーとして南青山及び新宿支店を統括しながら、投資物件売買の不動産投資コンサルタントとして活躍中。

プロローグ
「いよいよ来たか」―――。不動産投資物件の売買を手掛けられる日を迎え、安齋の心はやる気に満ちていった。不動産投資は、顧客が購入したマンション等を賃貸することによって利益を得る投資。顧客に将来的な収入を得るための手法を提供する仕事であって、その収入を減少させる事態を招くことは許されない。

遡ること1993年。安齋はある不動産会社に就職し、後のCFネッツ代表・倉橋と出会った。当時から倉橋は「少子化から年金問題が浮上し、不動産投資の需要が伸びていく」と予測。その話を聞いた安齋も、不動産投資に強い関心を持つようになっていった。2000年2月、倉橋は不動産投資コンサルティングとプロパティマネジメント(PM※購入物件の運用)をコア事業とするCFネッツを設立。「ぜひ手伝いたい」と倉橋に申し出て新規支店責任者のポストを用意された安齋は、不動産投資の将来性・取引額の大きさ・顧客との交流が続くPMに期待した。次々と新設される支店の立ち上げに勤しんでいた安齋が、初めて不動産投資物件の売買を手掛けることになったのは2003年。その身は、投資物件の購入と賃貸管理を一任される使命感に奮い立っていた。

「顧客の期待は絶対に裏切れない」と心に誓った日。 1
2003年1月、安齋のもとに電話が入った。「御社の社長が書かれた不動産投資の書籍を拝見しました。ご相談させて頂きたいのです」。(いよいよ来たか)。投資物件の売買を手掛けられる日を迎え、安齋はやる気に満ちていった。「一度ご来店して頂けますか?」。

約束の日に現れたのは、40歳の会社員。大手企業の部長で、年収1800万円。安齋の若さに難色を示すこともない紳士的な人物だった。安齋は【不動産投資の目的】 【購入したい物件規模】 【自己資金(頭金)】をヒアリング。目的は老後の資金確保、物件規模はマンション一棟、自己資金は700万円だった。物件購入時に掛かる諸費用は、物件価格の7〜8%が基本。安齋は、税金・仲介手数料・融資を受ける銀行の事務手数料の諸費用と自己資金から、5000万円〜1億円の物件なら購入可能だと目算した。

「安齋さんとCFネッツさんを、全面的に信頼します。だから何とか良い物件を探してください」と男性。男性の自己資金・経歴・年収に問題はない。しかも初対面の自分と会社を信頼してくれている。(この期待は絶対に裏切れない。良い物件を買ってもらおう!)。安齋はそう心に誓った。

ビジネスパートナーとなり得る人物か否か。 2
2度目の相談では、不動産投資のメリットデメリットの話をした。「安全といわれる不動産投資でも、自己責任でやるという自覚が必要であること」 「貸家業は法律の理解・住民トラブルへの対応が求められる仕事であること」等を明示。貸家業を営む上での心構えを、法的にも道徳的にも理解してくれる人以外には売りたくないというのが本音だった。CFネッツとしても物件購入後の賃貸管理を請け負うため、男性とは長い付き合いになる。それ故、ビジネスパートナーとして健全な信頼関係を維持できる人物であることが重要なのだ。「その通りだと認識しています」と男性。二人の信頼関係は、いっそう深まった。

意思確認の後、安齋は銀行に提出する審査書類の記入を依頼。項目は投資目的・経歴・年収・既存ローンと様々。不動産投資では銀行から融資を受けて物件を購入するため、銀行から男性の信用を得られるだけの裏づけが必要となる。審査書類の提出と合わせ、CFネッツの管理力もアピール。銀行担当者を味方につけ、融資決済部署を共に説得していく関係づくりも徹底した。最後の砦は、銀行の物件に対する融資評価。つまり担保力の評価が高い物件を探せば、物件販売額と同額の融資を受けられるのだ。

買ってはいけない物件の紹介で、固く結びついた絆。 3
安齋は物件の選定に着手。少ない資金で購入でき、大きなリターンのある物件を探していく。物件を見極めるポイントは【高い利回り(投資金額に対し1年間で出せる利益率)】 【築年数や美観】 【高い融資評価】 【満室経営を維持できる将来性】の4点。安齋は自信を持って紹介できる物件に出合えるまで、諦める気はなかった。インターネットで仕入れた物件情報は200件。その内50件を下見しつつ融資評価額を想定。さらに厳選した15件を男性と共に下見した。その中には“買ってはいけない物件”も組み込んだ。初めて不動産投資を始める男性の“物件を見極める目”を養うためだった。

「A物件は見た目がきれいですが、エントランスの管理は行き届いていません。空室が出やすいと思います」 「B物件は1億円で売りに出されていますが、周辺環境を考えると融資評価は6000万円といったところでしょう」。安齋は1件1件回りながら、良い物件・悪い物件の判断方法をアドバイス。「私は、安齋さんが良いという物件を買います」。隠し事のない健全な応対で、男性の信頼はさらに高まっていった。

顧客の信頼に応えた、完璧な投資物件。 4
「これだ!」。物件情報の仕入れを続けていた安齋は、ある物件に注目した。場所は東京下町。1987年築。リフォームが施された鉄骨構造のマンションで、3LDKが10戸。大型スーパー、小学校・中学校、最寄り二駅まで徒歩2分。駐車場・駐輪場完備。12万円の格安家賃。安齋はすぐさま、その物件を管理する不動産会社に電話。聞けば、買い手のローン審査が通らずに契約不履行になった再販物件だという。すぐに契約すれば販売価格1億4500万円から2000万円も値引いてくれるという話だ。銀行の融資評価も高く、男性への融資も許可された。条件は全て揃ったのである。

2003年5月。「良い物件が見つかりました」と男性に報告。男性は開口一番「その物件を購入します」。説明をせずとも了承してくれたことに、男性からの信頼を強く感じた。安齋は、年間の家賃収入や立地条件等を説明。その後、売主と売買契約を交わし、融資が実行された時点で、物件の所有権は売主から男性に移転された。

「安齋さんに任せて、本当に良かった」と男性。安齋は顧客の信頼に最高の物件で応えることができたのだ。同じ達成感を得られるなら、この仕事を続けたいと安齋は思った。男性の購入物件は今でも、CFネッツの賃貸管理のもとで満室経営を維持している。

エピローグ
「『高収入=良い人生』ではないが、低収入と高収入では見える景色が違う。きれい事ではなくそう思う」と安齋。安齋が目指すのは、実践の場で活躍し続ける不動産コンサルタント。顧客のビジネスパートナーとして、将来的な収入を確保していくこの仕事が、本当に好きなのだ。

今後、安齋が注力したい仕事は『賃貸管理』。物件価値を向上させ、投資効率を上げるプロパティマネジメント(PM)だ。PMはコンサルティング力が最も要求される仕事だと安齋。物件のリフォーム計画・家賃設定・広告戦略等、物件オーナーに代わって、不動産投資収益の最大化を実現する。「PMができる人間は、業界で最も評価が高い」という安齋の目標もそこにある。
「不動産投資とは、より良い人生を築くための手法」と安齋。やりたがる社員も多い花形の仕事だ。

〜仕事で活かした学生時代の経験〜
テニス部で鍛えた忍耐力と根性。長距離マラソン等の厳しい練習に耐え抜いた結果、県大会3位の好成績を残すことができた。精神的・肉体的にハードであっても、結果が出れば楽しくなる。そのことを学んだ安齋は、仕事を途中で投げ出すことなく最後までやり抜き、成果を残してきた。今では、この仕事が楽しくて仕方がない。
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