サービス(環境・リサイクル関連) / サービス(専門コンサルティング(その他)) / インフラ(鉄道・航空・海運・運輸)
最終更新日: 2008/04/28
(マークの説明)
株式会社富士商事
準備シート
活動履歴
エントリーする
説明会予約をする
共に思いやり、共に学び育てあうことを実践して従業員を管理する工場経営のプロ。
技術系−製造技術開発・生産管理
業務部/工場長
柿崎 眞作実
(58歳)
| Masami Kakizaki
入社11年目 / 秋田県立平鹿高等学校 出身
数々の実績を誇った家電販売店店長を、会社の倒産のため退職した後「これからはリサイクル」という周囲の言葉に後押しされ、富士商事に入社。廃棄物の配送ドライバーに始まり、工場長代理、工場長とキャリアを積む。動植物性残渣をリサイクルし、肥料へと転換する新プラントの稼動に向けて活動し、その実現の立役者となる。
前職である家電量販店での店長時代には、閉鎖寸前の赤字店舗を販売トップクラスの店舗にのし上げるなど、数々の実績を作り上げてきた。だから、会社の倒産という事態が起きた際も、同業他社へと推薦する声は多く上がっていた。しかし、転職活動をする柿崎に、先輩からこんな意見が寄せられた。「産業廃棄物を処理する仕事や、リサイクルの仕事はこれから絶対に成長するよ」。そう言われたものの、柿崎には、リサイクル業に対する興味も知識もない。決していいイメージを抱いていたわけでもない。柿崎は迷った。だが、柿崎は決意した。「地球環境のことを考えたら絶対に必要な仕事。成長することは間違いない」。柿崎は富士商事に入社。ゼロからの再出発を行うこととなった。
仕事は、廃棄物を契約先から回収し、工場へと運ぶ配送ドライバーから始まった。何も知らない柿崎にとっては毎日が勉強の日々。2年が経ち、工場長代理となって従業員の管理をすることになっても、まだまだ学ぶことはあった。だが、それが一段落したとき、柿崎は気づいた。「自分に従業員のケアは出来ているのだろうか…」。
「どこまで続けられるだろうか…」。新たな挑戦のステージで柿崎は不安に駆られた。
面接に行くまでは、廃棄物処理という仕事について、決していいイメージを抱いてはいなかった。だが、面接に訪れた富士商事の工場内を見学するうちに、気持ちは変わった。もちろん、見た目としてきれいな場所ではなかった。だが、働いている人々は皆明るく、楽しそうだ。年齢も、若者から年配の方まで多様。「これなら一緒に働けそうだ」。まったく知らない廃棄物処理の仕事ではあるが、柿崎は新たな挑戦の場をこの会社にしよう、と決意した。
最初の仕事は、契約先から廃棄物を回収する配送ドライバー。毎日70〜80軒にも及ぶ契約先を回るのだが、コースを覚えるだけでも一苦労だ。さらに、ある市役所の粗大ゴミの処理施設での場内運搬を担当。それら配送業務の担当は1年に及んだ。
最初は正直不安だった。以前とはまったく違う業務内容、職場。「どこまで続けられるだろうか。毎日が同じ仕事の繰り返しだときっと自分は嫌になる」という思いもあった。だが続けていくうちに、不安は消えていった。総数で約100件もある契約先をめぐるコースを覚え、業務の内容もだんだんと身についてくる。そのうちに、徐々に自信が芽生えると同時に、やればやるほど新たな仕事が生まれてくることにやりがいを感じ始めたのである。
工場長代理に就任。そこで初めて“人を管理することの難しさ”を実感。
そんな柿崎だったが、入社3年目を迎えるとともに、廃棄物の仕分けを行う工場で工場長代理として内部の管理にあたることとなった。それまで自分がやっていた配送ドライバーの勤務を管理し、毎日の配車と人員の配置をすること、工場内に運び込まれる資材の処理に関する指示をすることが主な仕事だ。配送するトラックは約40台。従業員は35名。午前、午後それぞれに回収のコースは20コースずつある。それぞれのコースを担当する人員は毎日変わる。この管理はなかなか厳しいものであった。着任した当初は、工場における仕事を学ぶのにも忙しく、あまり周囲に目を配ることができなかった柿崎だが、一通り習得することができ、周りの様子を見渡せるようになると、従業員が全員、問題なく楽しく仕事に取り組んでいるわけではない、ということに気がついた。柿崎は、“人を管理することの難しさ”を痛感するようになったのだ。
多くの従業員がいる中、時には病気などで当日急に休む者もいる。また、「この会社を辞めたい」といってくる者もいる。毎日の仕事は予定されており、急な業務配置の変更は難しい。管理を担当する柿崎には、起きた問題の俊敏な処理とともに、いかに突発的な問題が起きるのを防ぐか、ということを考えることが必要だった。
密かに無理を重ねていた従業員が事故を起こした。柿崎は彼に心から詫びた。
人間は物ではない。その日その日の体調や気持ちの問題で、業務に対する取り組み方も変わってしまうことがある。悪い状態のまま仕事に取り組むと、思わぬ事故に結びつかないとも限らない。ましてや、多くの従業員が行うのはトラックでの収集運搬業務。工場内では危険な重機も動いている。ちょっとした気持ちの問題から大きな事故が起きてしまうかもしれないのだ。機械は壊れても取替えがきく。だが、人はそうはいかない。そうならないように、気を配るのが管理者の仕事だ。
従業員によっては、責任感から、無理をしてしまう者もいる。具合が悪くて休もうとすると、代理の人間に仕事をしてもらわなければならないのだが、とある従業員の場合、「皆に悪い」という気持ちが先立ってしまい、体調の悪さを押して業務についていた。だが、やはりそれは無理なことだった。あるとき、従業員の一人が自動車事故を起こして入院することになってしまったのだ。管理者である柿崎は、自分の不明を恥じた。「自分の責任だ。申し訳ない」。柿崎は、入院中の従業員に心から詫びた。「いくら本人のやる気が起こしたことといっても、無理をさせるような空気を作った自分の責任…」。“従業員の心と体のケア”。その大切さをいまさらながら思い知った柿崎だった。
互いを思いやれること。それができる職場作りが柿崎の使命。
「心にも体にも余裕がなくてはならない。仕事には2割の余裕を持って取り組んでもらえるようにしなくては」。柿崎はそう実感した。
良い体調で働いてもらうために、柿崎は考えた。人は頭ごなしに「やりなさい」と言っても動くものではない。「これをやってみないか。できるよね?」と言ってみる。そう言われたことで、「自分の可能性に期待された」と感じた従業員は自ら積極的に動いてくれる。そんなちょっとした気配りを加えることも大事だった。暑い季節には体力も落ちる。そんなときは柿崎から休憩を取るように言う。一人ひとりに目をやり、小さな気配りを怠らないことが、仕事の効率を上げていった。
“互いを思いやること”。工場長となり、全体の管理を行う今も、それは柿崎の大事な方針となっている。業務に関しては勉強会を開くなどして、共に学ぶ日々を続けている。人を育て、共に歩む。それを実感できることが、柿崎の最大の喜びなのだ。
その後、入間市に建設された新工場(プラント『よみがえる』)の本稼動に向け、準備に追われた柿崎。これは、食品工場などから排出される動植物性残渣(ざんさ:食品の生ゴミ)を再処理し、肥料にリサイクルして、もう一度食品を作るサイクルに取り入れていこう、というもの。立川市にあるリサイクル工場とこの新プラントの工場長を兼務する柿崎は、多忙な日々を送りながらも、2005年内に本稼動を実現した。
「人あってこその仕事。働いてくれる人が大事です。彼らのために、より良い職場となるように努力していきたい」。新しい事業を成長させるため、柿崎は従業員と共に前進を続けていく。
写真は『よみがえる』で使用される機器。本稼動に向け、工場長としての手腕を見事に発揮した柿崎。
中学時代はバスケット部、高校時代は吹奏楽部と、体育・文化の両面で部活動に励んだ。分野は違うが、厳しい練習にも耐えてやり抜いていくことで忍耐力を培い、また、それぞれのポジションで力を発揮しつつ周囲との調和を図っていく、というチームワークの大切さを学んだ。それらは今の仕事でもベースとして役立っている。
「プロの仕事研究」を読んだら、[en]学生の就職情報からエントリー・説明会予約を行おう!
エントリーする
説明会予約をする
準備シート
活動履歴
株式会社富士商事
【理系】
1位
/
株式会社神戸製鋼所
2位
/
HORIBAグループ
3位
/
株式会社JPビジネスサービス
4位
/
原子燃料工業株式会社
5位
/
太平電業株式会社
【文系】
1位
/
大河通商株式会社
2位
/
高俊興業株式会社
3位
/
松田鋼業株式会社
4位
/
ミサワホームグループ
5位
/
株式会社コスメディア
ページ上部へ
[en]は第三者の立場で正直かつ詳細な求人情報の作成を心掛けています
当サイトの新卒採用情報は[en]学生の就職情報のスタッフが企業に直接取材を行った上で作成しています。 新卒採用企業が自ら情報を作成すると、自社の良い点のみに偏りがちです。 当サイトのスタンスは、手間暇をかけて、学生の皆さんの立場に立った正直かつ詳細な情報を提供していくことです。 今後さらに情報の信頼性を高めるためにも、掲載内容と事実に相違があった場合は
[en]学生の就職情報 編集部
までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。
[en]学生の就職情報 編集部
Copyright (c) 2007 en-japan inc. All Rights Reserved.