この経験からほどなくして、宮門はディレクターへと昇格した。初の監督作品は人気シリーズの中の1本。「前作よりも面白くするためには、どうすれば良いか」。考えに考え、様々なアイデアを詰め込んだこの作品は、スマッシュヒットを記録。ディレクター・宮門は、まずは好調な滑り出しを見せたのである。
だが、宮門は満足していない。「台本を書いている時に思い描いていたイメージを超えるような作品、しかもお客様に満足してもらえる作品を生み出し、その作品で売上1万本を超えたい」と意気込む。その姿に、自信のなかった入社当時の面影はない。心からものづくりを楽しみ、胸を張って言うことができる。「この仕事は自分に向いている」と。
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「今度のロケのことだけど…」。後輩ADに指示を出す宮門。撮影を成功に導くには、周到な準備が欠かせない。
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