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「わたしって何色?」
まずは、友達のメールに質問を送った。
「水色かな?水色が好きって言ってたでしょ!」
「ベージュ。いつもベージュの洋服着てるよね。」
などなど。
少しずつではあるが、返信が返ってきた。
しかしそれも3日もすると途絶えてしまった。
どうやら、みんなメールでの質問攻めにあきあきしているようである。
「メールでだめなら電話だわ。」
草刈さんは、アドレス帳に載っている友達にかたっぱしから電話をかけた。
ところが、帰ってくる返事はなぜかバラバラ…
「赤」「青」「緑」「オレンジ」「白」「黒」「栗色」「ベージュ」…
色鉛筆の12色は簡単に超えてしまいそうな勢いである。
「わたしは何色なのー」
悩んだ挙句、結局自分で考えることにした草刈さんであった。
結局、草刈さんのもとに残ったのは、届いた数万円の電話代の請求書だけだった。 |
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