電子透かし
画像や動画、音声などのマルチメディアデータに、画質や音質にはほとんど影響を与えずに特定の情報を埋め込む技術のこと。著作権情報を埋め込むために利用されることが多い。何も描かれていないように見える部分に反対側から強い光を当てると像が浮き上がる「透かし」技術は紙幣などに使われているが、これになぞらえて、電子データ中に一見すると見ることのできないデータを埋め込むことを電子透かしと呼ぶ。
セキュリティPC
近年増加する個人情報や業務データの情報漏えいの防止対策として、開発されたパソコンのこと。ハードディスクレス、USBメモリの使用制限などの特徴を持つ。漏えいの対象となる情報を「持つから漏えいする、持たなければ漏えいしない」というコンセプトで開発された製品。
デジタル証明書
認証局(CA)が発行する、デジタル署名解析用の公開鍵が真正であることを証明するデータ。デジタル署名単独では公開鍵が本人のものであるか確認できないが、デジタル証明書をデジタル署名に付属させることにより、データが改ざんされていないこととともに(この機能はデジタル署名単独で実現できる)、データの作成者を認証局を通して証明することができる。
SSL
Netscape Communications社が開発した、インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコル。現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。SSLは公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数などのセキュリティ技術を組み合わせ、データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことができる。
量子暗号
量子力学の理論を用いた暗号技術。盗聴しようとすると内容が無意味になり、盗聴されたことがわかる「究極の」暗号技術。 量子通信ではデータを運ぶ媒体として光子の量子状態を利用する。量子力学の世界では、素粒子の量子状態にまったく変化を与えずに「観測」することは不可能である。このため、量子暗号を通信経路上で盗聴しようとすると、量子状態が変化してしまい読み出すことができず、また、途中で盗聴されたことが確実に検出される。送受信には通常の光ファイバーを利用し、一般的な光通信で用いられる1550nmの長波長帯を用いる。
不正アクセス禁止法
「ID・パスワードの不正な使用」や「そのほかの攻撃手法」によってアクセス権限のないコンピュータ資源へのアクセスを行うことを犯罪として定義するもの。また特定のアクセス制御を有する端末に関しての、認証情報(ID・パスワードなど)をその端末利用者や管理者以外の人間に漏らしたり流布してはいけない、ということも規定されている。