第3世代
ITU(国際電気通信連合)によって定められた「IMT-2000」標準に準拠したデジタル携帯電話のこと。
基本的にCDMAという通信方式を採用し(一部は改良型のTDMA方式を利用)、NTTドコモの「FOMA」では最大384kbps(一秒間に漢字24000文字分通信できる速度)、KDDIの「CDMA2000 1X WIN」では最大2.4Mbpsという高速通信を実現している。
現在では、カメラと連動したテレビ電話機能や高速通信を利用したデータ量の大きいコンテンツも多く提供されている。
骨伝導
音を空気の振動を通して伝えるのではなく、直接頭蓋骨を振動させて伝える技術。
補聴器などに使われていた技術を携帯電話のスピーカーに応用し、耳の不自由な人も音声通話ができるだけでなく、雑踏の中であっても通話音声だけがはっきり聞こえる。機種によっては、声の大きさや高さをそれぞれ調節できたり、音声のテンポを変える機能を搭載し、通話のしやすい電話を実現している。
また、骨伝導マイクも開発されており、通話者の声だけを効果的に拾い出す機能を持つ。
TV付き携帯
「Vodafone、auなどで実装されているTVチューナー内臓の端末。
感度向上、および連続視聴時間の改善のために、アンテナおよび充電池には引き続き改良の余地が見られるが、回転2軸ヒンジの登場や、液晶画面の表現向上に伴い、一般のテレビと遜色の無い画質を提供できている。
今後はEPG(電子テレビ番組表)に対応し、主題歌のダウンロード、番組ホームページの閲覧などへの導線、バイブレーション(モーター)、カメラ機能との連動に関しても注目が集まっている。
ワンチップ化
携帯電話の多機能化により、さまざまな用途のLSIが搭載されることになってきたことに伴って、従来の通話に関する機能をひとつのチップセットに集約し、低コスト化や実装面積の低減を実現しようとする動き。
半導体そのものの質の向上だけでなく、そこに回路を焼き付けるステッパー、およびデジタルモックアップに対する精度の向上も求められている。
新素材ボディ
従来の携帯電話のボディは樹脂、マグネシウム合金で形成された筐体(きょうたい)にアクリル樹脂塗料を吹き付けたものが主体だったが、よりデザイン性を追求した結果、人工皮革、塩化ビニルで覆われたものや、土に埋めると生分解されるものなどが登場している。
QRコード
1994年にデンソーウェーブが開発した2次元コードの方式のひとつ。
小さな正方形の点を縦横同じ数だけ並べたマトリックス型2次元コードで、従来のバーコードなどと比べ小さなスペースに数十倍の情報を書き込むことができる(最大で全角カナ1800字程度)。 また、コードの3つの角には「回」の字型の「切り出しシンボル」(ファインダパターン)が配置されており、360度どの向きから読み取っても正確に情報が読み出せるようになっている。 QRコードは現在日本で最も普及している2次元コードで、最近では携帯電話のカメラにQRコードの読み取り機能が搭載され、インターネットのURLなど、ボタン操作での入力が面倒なデータを簡単に取得できる手段として普及している。